均一性とムラとの遺伝子的問題

2014.5.15

Lily 代表：柳本　剛　＞　ビューティー

リタッチとは、

伸びてきた根元だけをカラーしたり、

縮毛矯正したりする技術の事です。

伸びてきた所だけに薬剤を付けるため、

基本的には１度薬剤を付けて化学反応を起させた場所には、

もう薬剤を付ける事はありません。

そうすれば化学的ダメージの回数を

実質１回に抑える事が出来ます！

回数が多くなればなる程、ダメージが加速していくので、

回数を１回に抑える事が出来るのは、非常に効果が高いのです！

そうすることによって、

髪が受けてしまう化学的ダメージの回数という

根本原因の１つを大幅に軽減する事が出来るのです。

また、化学的ダメージが大幅に軽減される事によって、

今まで不可能と言われていた毛先へのパーマ等のよる、

デザインのバリエーションの幅も大幅に広くなるのです！！

そして、１番初めにお話をしていた、

髪のツヤ。

このツヤのある髪に近づく事が出来る、

最も効率的な方法がリタッチという技術です！！

もし毎回のように毛先までカラーをしていたら、

下図のように、毛先にいく程ダメージが増していくため、

根元の髪のツヤと、毛先の髪のツヤは全く別な物になってします。

これこそが美容家が最も嫌う、

「状態のムラ」です。

この場合の状態のムラとは、

ダメージによる髪の状態のムラにあたります。

ムラが出来てしまうと、ツヤが失われます。

当然ダメージがあるので、

髪の水分量や髪密度が低下しているため、

毛先ほど髪が乾燥してツヤがない状態に見えます。

さらに人の遺伝子は、

均一性のあるものほど美し見え、

不均一なものほど美しく見えない

という特徴があります。

それはすなわち、均一性があり、ツヤがある髪の方が、

健康的で魅力的に見え、大変好感が持てるということになります！

逆に不均一だと、

ツヤがなく、不健康に見え、

男性からも女性からも、あまり魅力的には見えません。

しかし、髪を不健康なムラな状態に見せているのは、

ダメージだけではないのです！！

ダメージ以外にも、状態のムラを作り出す

美容技術が存在しますので、次回は美容家が絶対にやらない、

美容の技術についてお伝えしていきたいと思います☆