落ちてる輪ゴムに気付かない人はどんなチャンスも気付かないよね
2016.5.15
Lily 代表:柳本 剛
こんにちは!
くせ毛、縮毛矯正、ヘアケアの専門特化集団 表参道・青山の美容室Lily/リリィ代表
美容家の柳本です^^
前々からお伝えしていた、僕のアメブロの完全削除を先日行いました。キャッシュの関係でまだネット上には情報が転がっていますが、少しすれば完全に消えてくれるでしょう。
それで昔どんな事書いたかなぁ、なんて思って見つけたのが下記の記事。
いやぁ、ホント凄くいい言葉ですよね。これを書いたのはアシスタントの時ですが、その当時からこんな素敵な教えを説いてくれる先輩がいた事には、本当に感謝しかありません。言葉の意味も僕ら美容師にとってかけがえのない教えと言えます。是非お時間ある時に読んでみて下さい。僕がブログを書き始めて2ヶ月程度のウブな頃の記事ですが笑
数年経った今の僕の考え
この言葉には色んな意味が宿っています。その時々で捉え方も変わるでしょうし、受け取り方も変わるでしょう。この当時はどんな些細な事でも見逃したくないという想いがあったように思います。お客様のちょっとしたアクションにも敏感に反応出来るよう、常に感覚を研ぎ澄まし神経を張り巡らせていました。
もちろんそれは何年経とうが変わる事はないのですが、経験を積むと敢えてその要望に応えないとかも覚えるようになります笑 まあ、その話はまたいつかの機会にでも。
常にチャンスなのかもしれない
今の僕はそう感じています。普通に考えれば絶対ダメって言われる事やピンチな状況でも、考え方次第でその状況を一変させる事は十分可能ですし、それが思いもよらぬ方向に進み、一気にチャンス到来になるかもしれない。それはやってみなければ分からない。何がチャンスで、何がキッカケになるかなんて誰にも分からないから、常にアンテナを張っておかなきゃいけないと思う。
誰にでも平等にチャンスは訪れる。だけどにそれに気付けるのは一握り。それは普段からいつチャンスが来てもいいように用意周到に準備が出来ている人だけ。準備出来ていなければ、チャンスが来ても何も出来ない。これほど悔しい事はないですよね。チャンスだと分かっていても、今の自分じゃどうにもならない。僕も何度もそういう経験をしました。だからこそ常に用意周到に準備をしておく事の大切さを学びました。
チャンスが来れば1番乗りしたいよね!じゃあ床に落ちてる輪ゴムがあれば誰よりも先に拾おう!
床に落ちてる輪ゴムを誰よりも先に見つける。何か訴えたそうなお客様を誰よりも先に気付いてあげる。タオルがなくなりそうなのを誰よりも先に見つける。ホウキを持つのはいつも自分が1番。
サロンの中でも自分が1番先に気付けて、出来る事って本当にたくさんあります。それはオーナーであろうが、スタイリストであろうが、アシスタントであろうが。
気付ける人はいつも気付く。気付けない人はいつまで経っても気付けない。
僕は気付けない奴って言われてきたから、気付ける人間になりたかったんです。だから誰よりも色んな事に神経を尖らせて先に気付くよう努めてきました。それでも上手くいくなんてのは稀な事。それが悪い方に転ぶ事だって何回もありました。決して器用でもなんでもなく、才能もないけど、それでも1番になりたい。チャンスを掴みたい。チャンスが来た時にチャンスに選ばれる人間になるために、必死でした。まあ、出来ない奴だったから必死にやるくらいしか道はないんですけどね。
そうやってたくさんのチャンスを逃して、その有り難みを知り、少しづつチャンスを掴めるようになってくと、今度はチャンスが向こうからやってきます。そうなるとチャンスを選択する事が出来るようになります。たくさんのチャンスに恵まれると自分自身が大きく変化します。そして気が付いた時には、自分自身がチャンスを与える事が出来るようになっていました。
大きなチャンスではないかもしれないけど、誰かにとってはそれはチャンスに変わりはなく、求めるばかりの自分から与える事に喜びを覚える自分になりました。チャンスは人を変えます。もちろん良いようにも、悪いようにも。良いチャンスを掴み、良いように変わって、人に対して良いチャンスを与えれる存在になりたいものですね。
アシスタントの頃に書いた記事を読んで思ったのはそんな感じの事です。
柳本 剛