美容室の失敗を招きやすい現代

2015.4.18

Lilyくせ毛マイスター：野坂　信二, 髪の傷みにお悩みの方へ

出典　http://www.imcreator.com/

湿気が徐徐に出始めるこの時期

クセが気になる季節は

必然的に縮毛矯正をするひとが増える

当然「事故」も多くなるよね。。。

・・・・・・・・・・

ども

くせ毛顧客率９９％

【くせ毛マイスター】のっちです♪

事故！？美容室の失敗

担当者でさえ　思いもよらない事故を起こすことはある

そりゃ人間だから完璧はなく　失敗は当たり前

でも　その精度が限りなく高いから

僕らは「プロ」なわけ

美容室の失敗には様々なモノがあるだろう

今回は「縮毛矯正」の失敗について

書いていこうと思う

縮毛矯正の安売り

縮毛矯正の技術はまだまだ新しいものだけど

一般の方の認知度もかなり高くなってきて

縮毛矯正のハードルはどんどん低くなっている

それは美容師側にはプラスにもマイナスにも

働いているわけだが

マイナス面と言えば　イチバンは

「縮毛矯正の安売り」

これは失敗の根源

悪の元凶とも言える

安売りは

1. やり過ぎな効率化
2. 時間短縮
3. 質の低下

を招くであろうことは目に見えている

そんな縮毛矯正の安売りが

【縮毛矯正　＝　痛む】

の　図式を確固たるものにしていること他ならない

そんな

髪の毛ではなく札束と時計の針しか見ていない技術者が

失敗を起こさないワケはなく

ビビリ毛を日々量産している

やめてくれ

縮毛矯正は繊細で難しい技術

縮毛矯正とは

技術者が習得すべき技術の中でも難しい技術だと言える

それは

1. 髪質
2. ダメージ状態
3. 薬剤知識
4. 物理的負担と薬剤的負担のバランス感覚
5. アイロンワーク（熱処理）

これら最低限持つべきスキルが多く

それらの質も高くないと成立しない

にも関わらず

縮毛矯正は未熟なアシスタント任せ

時間に追われ　未熟な上に仕事も雑に。。。

逆にアシスタントが可哀想だわ

失敗要素てんこ盛りの現代女性

とは言うものの

失敗された方がよく来店してくてる立場からすると

ベテラン技術者の失敗も　多々あり

それだけ縮毛矯正という技術がどれだけ繊細な見て取れる

現代女性は実は　縮毛矯正の失敗を招きやすい状況に

知らず知らずのうちに陥ってしまっている

それは

1. 間違ったヘアケア常識
2. ヘアカラーの普及
3. 家庭用ヘアカラー剤の普及

に上げられる

・間違ったヘアケア常識

コーティングに頼り切ったヘアケア剤は

正確な髪の毛のダメージ状態を覆い隠してしまう

それによって

使う薬剤やその他が髪の毛の状態と噛み合ない状態で

縮毛矯正をすることになってしまい

結果　ビビリ毛

・ヘアカラーの普及

現代女性はヘアカラーをしていて当たり前の時代

まったく染めてません！なんて探し出すほうが

大変なくらいだろう

それくらいヘアカラーが普及していて

当然のことながら　ヘアカラーを繰り返している髪の毛は

そのダメージの影響で縮毛矯正の難易度を跳ね上げている

プロセスの判断を間違えば

結果　ビビリ毛

・家庭用ヘアカラー剤の普及

家庭でセルフカラーをしている方も多い

特に白髪を気にするシニア世代だ

セルフでのカラーリングは当然色もムラになりやすい

色のムラはすなわちダメージのムラ

そのダメージムラを考慮しつつ縮毛矯正など

この世で　誰一人としてできないだろう

それを無理しやろうとして

結果ビビリ毛

セルフカラーをしている方は

縮毛矯正やパーマなど綺麗にできなくてもいいひと限定

でやってほしい

負のスパイラル

やるほうもやられるほうも

失敗を招きやすい「負」を抱えている

これを断ち切らない限りは

ビビリ毛になってしまうひとが増え続けてしまうだろう

今日はこんなん。ほいじゃね♪

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