【縮毛矯正の失敗・トラブル】クセが伸びていない
2015.4.17
Lilyくせ毛マイスター:野坂 信二, 髪の傷みにお悩みの方へ
縮毛矯正したのにクセが全然伸びていない。。。
そんなありがちな失敗について原因と対策をご説明します♪
・・・・・・・・・・・・
ども
くせ毛顧客率99%
【くせ毛マイスター】のっちです♪
Contents
縮毛矯正をしたのにクセが伸びていない!?
縮毛矯正を定期的にかけている方であれば
一度は経験をしているんじゃないでしょうか?
けっこうありがちな失敗
縮毛矯正はただでさえ多くの時間と体力を奪われるのに
それが無駄だったなんてあまり考えたくないですね
なぜそのような失敗が起きるのか
縮毛矯正というのは
- 1剤塗布
- アイロンワーク(熱処理)
- 2剤塗布
この3行程を踏んでくせ毛をストレートヘアにしていく技術です
「クセが伸びていない」という失敗は
これらの行程のどこかに穴が生じてしまったために起こる現象ですね
そして一番高い可能性として 挙げられるのが
「1剤塗布」です
これは
- 髪質
- クセの強さ
- ダメージ状態
を正確に判断した上で 決め打ちで薬剤を塗布していきます
縮毛矯正の技術の性質上途中から薬剤を変えたりすることは困難なので
薬剤を塗り始める前の正確な判断が鍵を握ります
ここを誤れば 失敗へと繋がりやすいです
「クセが伸びていない」という失敗から考えれば
この薬剤選択が【弱すぎた】ということになります
縮毛矯正はストレスバランスをコントロールする技術
縮毛矯正は1つの行程ですべてが決まるというわけではなくて
バランスがとても大切
のっちはそれを
「薬剤」と「アイロンワーク」でバランスを取っていて
そのバランスを意識した施術ができれば
縮毛矯正での失敗のリスクが激減され
髪の毛への負担も最小限に抑えていくことが出来る!
髪質やくせの強弱 髪のダメーズ状況など
それらは当然のことながら同じ人間の頭でも
場所によって大きく異なってくる
それを
薬剤面だけで アイロンワーク面だけで
対応していくことは難しく
その両方を自らの意識化でコントロールしていくことができれば
ダメージ・仕上がりがより完璧に近いものにしていくことができる♪
そして そのコントロールは
判断ミスのカバーという側面から見ても優れていて
薬剤選定の上で強弱のコントロールを多少誤ったところで
アイロンワークでの髪へのストレスと
コントロールすることでバランスを取ることが出来る
失敗されない対策
失敗されないために自分ができることがあればやっておきたいですよね
- 髪の履歴を伝える
- コーティング頼りのヘアケア剤を使いすぎない
- 髪の毛を痛めることをなるべく避ける
このくらいかな
「髪の履歴を伝える」
髪の履歴とはカラーや縮毛矯正など美容室や自分で行った
髪の毛に対しての施術は担当施術者に伝えること
目に見えること以上のことを知り
より髪の現状を把握できるようになります
「コーティング頼りのヘアケア剤を使いすぎない」
髪の毛の表面を覆い隠すコーティング系のヘアケア剤を
使いすぎると 髪の毛の状態が分からず
正確な判断が難しくなり 失敗のリスクを高めます
「髪の毛を痛めることをなるべく避ける」
髪の毛が痛んでれば痛んでいるほど
出来ることの幅が狭くなり 仕上がりにも限界が出来ます
綺麗な仕上がりにさせるためには
原則的にベースの髪の毛が痛んでいないことが大切になっていきます
縮毛矯正が得意な技術者は選ぶ
縮毛矯正が得意な美容師さんを選択することはかなり大切
縮毛矯正という技術は他の技術と比べても特殊な技術なので
キャリアがあるから 有名だから といって
縮毛矯正が上手いわけではありません
縮毛矯正に特化した技術者に担当してもらうのがベストだと思います
もし縮毛矯正をしてもクセが伸びなかったら?
どんなに強いクセでも縮毛矯正をすればクセを伸ばすことができます
のっちの所に来てくれるお客さんの中には
今までまともにクセが伸びた経験がないらしく
「自分はクセが強いからクセが伸びない」
と思っている方もよく来られます
もし縮毛矯正してもクセが伸びなかった場合は
まずは担当技術者さんに相談しましょう
縮毛矯正を一度かけている髪の毛に
もう一度縮毛矯正をかけるということは
少し難易度が上がるため 注意が必要です
相談した上 その技術者さんに任せられると判断した場合は
お願いすると良いと思います
プロでも人間
失敗はつきもの
のっちも縮毛矯正をしてもクセが伸びず
お直しで来てもらうこともあります
クセが伸びてないことを
髪の毛の状態やヘアケアのせいにせずに
誠実に対応してくれる技術者さんであれば信頼してよいと思います
技術者の前にひとりの人間
今日はこんなん。ほいじゃね♪
野坂 信二