僕が大切にしているものを、大切な人にプレゼントしました
2016.11.20
僕の中でとっても大切にしているものがあります。
もうね、これなしでは生きていけないほど大切なものです。
24時間一緒にいます。
僕の人生の、最も大切な時間という財産を、いくらこれに差し出したか分かりません。
それほどまでに大切な、僕の家宝とも言えるほど大切なものです。
そんな大切なものでも別れの時はやってくるものです。
しかもその別れは、ある日突然やってくるのです。
別れの門出を、綺麗な形で送り出したいと思い、この日は朝から早起きし、30分ほど隅々まで美しく磨き上げました。
そう、それは今までの感謝とこれまでの思い出、様々な想いが胸に込み上げてきます。
「新しいお家でも大切にしてもらいなよ」
そんな言葉を、涙で声にならぬ声で訴えかけました。
晴れの門出の日。
この子は旅立って行きました。
きっと次のお家でもみんなに愛され、無くてはならない存在として、のっち家の家宝となることを切に祈りながら。
愛してやまないPS4よwww
しかし、僕もいつまでもクヨクヨなどしてはいられません。
そんな姿をあの子(PS4)に見せるわけにはいかないのです。
ましてや弱みを見せている暇などないのです。
新たな相棒が私の睡眠時間を虎視眈々と狙っているのですから。
完。
柳本 剛