(R)コスメ、化粧品登録に騙されるな！
2012.10.10
Lilyくせ毛マイスター：野坂 信二
旧ブログリバイバル記事です
どもー
Lily所属 くせ毛カットと縮毛矯正が得意な
【くせ毛顧客率９９％ くせ毛専門美容師】くせ毛マイスター のっち です♪
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化粧品登録のパーマ液だから髪が痛まない♪
コスメ系パーマ液だから、ケアしながらかけられる♪
やればやるたび綺麗になるトリートメントストレート♪
カラーと同時施術しても大丈夫♪
な～にが大丈夫なんだ。悪徳美容師め(爆)
ホットペッパーなんかみてるとやたら目に付く「コスメ系」「化粧品登録」って言葉。
あれって何かご存知ですか？？？
ん～分からんひとが大半だよね。それが普通。
これね
美容師でさえ分かってない奴が多い(笑)
上に挙げてることとか言ってる美容師は分かってないものと思ってok♪(爆)
対を為すものに「医薬部外品」ってのがある。
まずはウィキ先生の見解。（笑）
化粧品
化粧品（けしょうひん、Cosmetics）とは、体を清潔にしたり、見た目を美しくしたりする目的で、皮膚等に塗布等するもので、作用の緩和なものをいう。いわゆる基礎化粧品、メーキャップ化粧品、シャンプーなどである。
医薬部外品
医薬部外品（いやくぶがいひん、quasi drug）とは、日本の薬事法に定められた、医薬品と化粧品の中間的な分類で、人体に対する作用の緩やかなもので機械器具でないものである。
予防効果をうたったり、医薬品よりは緩和だが人体に何らかの改善効果をもたらすものがこれに含まれる。
ふーーん。らしいよ。
で、ここで問題になってくるのが アルカリ と 還元剤 の「濃度」。
まず医薬部外品ね。
還元剤濃度 2% 以上 7% 以下
アルカリ度 7ml 以下
こ～んな規定があるんだ。
で、化粧品登録。いわゆるコスメ系ね。
還元剤濃度 2% 以下
アルカリ度 上限なし
上限なし（爆）
ここが落とし穴。
コスメ系ってのは大抵 システアミン っていう種類の還元剤が主。
あっ還元剤ってのは、髪の毛の結合を切るのがお仕事。
切って、また繋げてって パーマはかかるんだな。
まぁシステアミンってのは、酸性領域でもパーマはかかるっちゃかかるけど、
２％程度でそんな強くかけられるはずもなく。
そんなんじゃ売れねぇってんで、メーカーは
アルカリの上限がないことをいいことにドバドバっと入れまくり。。。
医薬部外品では上限７mlのアルカリを20ml以上…なんてのもあるとか。
お、おそろしい。。。（怖）
医薬部外品と化粧品登録なんてただの登録上のモノ。
言っちゃえば上限の決められた医薬部外品よりも
無法地帯の化粧品登録のほうが危ない！
って言っても過言ではない。
ま、一番怖いのは知らんで使う美容師だけどね（笑）
痛んでるから、化粧品登録（コスメ系）でかければ大丈夫だろ！
なんてやってたら…
あれ、ウェーブっていうか細かいジリジリが…。
なんで！？優しい薬でやったのに！！！！
な～んてビビリ製造美容師急増（汗）
最近、２年くらい前？？？
この化粧品登録の還元剤上限が
２％ → ７％ へ規制緩和。(たぶん)
いよいよ医薬部外品との差がなくなった。
もうほんとただの名前の違い。
アルカリの上限はないままだけど、
還元剤濃度が濃ゆくできる分アルカリを抑えて良心的な薬が作れるようになったはず。
もうメーカーのは使ってないからわかんないけど（笑）
つーかこの規制ってのがそもそも…ってのはまた今度。。。
あっDO-Sもメーカーか（笑）
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今日はこんなん。ほいじゃね♪
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都内２店舗を経て、専門特化美容家集団「Lily」に オープニングスタッフとして参加。下積み時代から型に捕われず、様々な知識技術を習得。くせ毛顧客率９９％という全国でも他に類を見ない くせ毛のプロフェッショナル技術者【くせ毛マイスター】として、くせ毛を手なづけるカットや自然で低ダメージな縮毛矯正を得意とする。他にも他店で縮毛矯正やデジタルパーマなどで失敗された 「ビビリ毛」の修繕なども依頼されるなど 都内のみならず全国のくせ毛や髪のダメージに 悩む方々から絶大な支持を得ている。
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