もはや集客という言葉すら死語になりつつある
2017.2.2
Lily 代表:柳本 剛
次世代美容師のしょうちゃんが昨日から正式に加入しました。
しょうちゃんがYouTube上で、2月から予約を開始することを告知して1週間とちょっと。
その間に800件以上の問い合わせがありました。
22歳の美容師で、予約開始してすぐに800件の問い合わせがあるって、ちょっとヤバくないですか!?
僕が22歳の時には想像もできなかったし、見たこともありません。
ハッキリ言ってべらぼーに凄いです。
しかも予約はLINE@のみという、ちょっとした面倒くささもある中でのこの数です。
もちろん料金などは、まだまだ他のLilyのスタッフの半分以下ですが、それでも十分に凄いと思います。
これが次世代美容師の実力です。
すぐに予約に直結する必要はないと思っています。
しっかりと関係性を築いてもらえればいいし、僕もその環境をきちんと作っていってあげたいと思います。
そもそも集客しようと思っていない
しょうちゃんの話を聞いていてよく感じるのは、そもそも集客しようと思っていないということ。
毎日YouTubeやTwitterで発信をして、そこでコミニケーションを取って、人として好きになってもらってる。
だから技術的にあーだこーだとか、そんな小難しいことを抜きにして、純粋にしょうちゃんが好きな人、しょうちゃんを応援したい人がご予約をしてくれているのです。
うちのスタッフでもそうなんですが、日々発信していない人って正直、もはや何やってるかすら不明な人になっちゃうんです。
毎日発信して、そこに存在しているからみんなに気に掛けてもらえて、ちゃんと存在しているわけです。
発信していない人は、何やってるかすら分からないくらいで済めばいいですが、もっと言ってしまえば段々とみんなの記憶からなくなっていき、その存在すら忘れられていくのです。
僕ですら、数日発信していないだけで、おかんから生存確認のLINEが飛んできますw
毎日発信を継続していると、発信が途絶えたら「きっと何かあったんだ」ってみんなが気にしてくれるし、気遣ってくれます。
それはまだちゃんと、みんなの中に存在できているってこと。
それでも発信しなくなってしまったら、みんなから忘れられ完全に過去の人になってしまうでしょう。
初めて会う美容師さんで、ちゃんと発信している方とは、会った時に「おお!○◯さんですね!いつも面白い発信してますよね!」とか「◯◯好きなんですね!僕も大好きなんですよ♪」ってなるし、もはやそれが名刺代わりです。
でも発信していない美容師さんと会うと、「あ〜、そうなんですね。どうも初めまして」みたいな、なんとも微妙なよく分かんない空気感になります笑
なんか最近は発信していない美容師さんとは、全く話が噛み合わないというか、チウハグな感じになっちゃいます。
まあ「距離感ゼロスタート」ではなく、「距離感が地球と月」くらいになるので仕方ないことかもしれませんが笑
発信が名刺代わりになるなら、「社会人として名刺くらい持っておきなさい」が、「社会人として発信くらいしてなさい」になるんだろうなぁ、、いやもうなってるか。と感じる今日この頃。
日々発信を継続し、そこで通じた人と仲良くなって、普通に友達とコミニケーション取るように、SNS上でコミニケーションしていく。その過程で相手が自分に興味を持ってくれて、好きになってくれて、「髪切ってるんだって?じゃあ俺も今度行ってみていい?」ってなるのが本筋。
それが出来るのもSNSありき。
そしてそれを実際に普通の感覚でやっているのが、22歳の次世代美容師。
集客なんて言葉はいずれ死語になる。
柳本 剛