ヘアアイロン、コテを使う時の注意点!高温は髪を傷める!?
2016.4.27
Lilyスタイリスト:おのだまーしー, 髪の傷みにお悩みの方へ
こんにちは、おのだまーしーです。
今日は皆さんが日常的に使ってるアイロンやコテについての注意点についてお話しします!
正解かわからないけど… なんとなくで使ってませんか?
最近のヘアアイロン、コテは僕が知る範囲で220度まで温度が上がるものが販売されています。(もっと高温のもあるかも…)
何も知らない消費者さんたちは
「そんなに温度が上がるの!?一瞬で髪の毛サラサラになるじゃーん!」
とメリットにしか感じないかもしれません。
しかし!
そこには落とし穴があります。それは…
髪へのダメージ
です。
アイロンやコテの温度、高温であればあるほど髪に負担をかけてしまいます。
一回アイロンをかけたら髪がボロボロになる…という訳ではありません
少しずつ、少しずつ、蝕まれていくのです。
だからこそ皆さん そのダメージに目を向けず一時的になるサラサラを求めてしまいます。
でもアイロンとかコテって手放せないものなので 「傷むから使っちゃダメ!」とは言いません(・ω・)ノ
今日は髪へのダメージを最低限に抑えながらアイロンを使用する方法を伝授します!
ポイントはアイロンの温度と当てる時間!
ヘアアイロンの温度は100〜120度!
当てる時間は5秒!
それ以上高温で長い時間アイロンを当ててしまうと髪の毛は熱変性を起こしてしまいます。
熱変性とは?
髪の毛は80%たんぱく質で出来ています。
分かりやすく例えると代表的なたんぱく質といえば…卵とかお肉とかですね
焼肉屋で焼いてないお肉は柔らかいですよね?それを鉄板の上でこんがり焼くとお肉は色を変えて硬くなりますよね。それが熱変性です。卵も同じです!
髪の毛も同じく高温を当てると熱変性を起こします。その熱変性を起こす温度と時間の限界が上記の通りです。
熱変性を起こすと髪の毛は硬くなり枝毛や切れ毛の原因になります。硬くなったお肉を元の柔らかい状態に戻せないのと同じで髪の毛も一度硬くなってしまうと元に戻すことが出来ません。
そうならない為にもアイロンやコテの扱い方は重要になってきます。
今まで気にしてなかったアイロンの温度もこれから改善していきましょう!
髪の毛は小さな努力の積み重ねで美しくなっていきます。
一緒に傷んだ髪を綺麗な美しい髪に近付けていきましょう!
美容師YouTuber。"誰でも自宅で美容師の技術を間近で見ることができる”をテーマにYouTubeのチャンネルを開設。一般の方が知らない髪の悩み・扱い方を身近な存在的な立ち位置でアドバイスをする。今までは自宅に帰ったら "自分任せ” になっていたお家での手入れを「YouTbe×美容師」を組み合わせることによって365日安心したヘアライフを過ごして頂くことを可能にした。2015年1月にはYouTubeのトップクリエイターの”HIKAKIN”や"はじめしゃちょー”らが属しているUUUM株式会社に所属。数多くの有名YouTuberのヘアを担当。皆様の髪の悩みは僕の悩みです!僕と一緒にその悩みを解決していきませんか?