2つの相反する考え
2016.6.12
Lily 代表:柳本 剛
こんにちは!
くせ毛、縮毛矯正、ヘアケアの専門特化集団 表参道・青山の美容室Lily/リリィ代表
美容家の柳本です^^
僕は常に2つの相反する考えを持っています
例えば、
遊びに使う時間は1秒たりとも無い!すべての時間を美容の技術習得と勉強のために使わなければ超一流になんて成り得ない。
それと同時に、
本気で遊ばない人は超一流にはなれない。
とも考えているんです。
なぜそのような相反する考えが同時に存在するのか?
それは僕の中では両方正しいからです。それが今の時代必要とされる思想であり、資質であると考えています。
まずは遊びに使う時間は全て学びに使えという考え
これは美容師だけに限った話ではないですが、そもそも土台がなければ元も子もありません。その職に就くにあたって、その職の事を誰よりも理解し、人に分かりやすく伝えれるだけの技術と、反復し身につけた経験。そして裏打ちされた理論と理念。
それを習得するには並大抵の努力では成し得ません。それこそ365日、自分の好きな事だけに打ち込まなければなりません。
遊んでる暇なんて1秒たりとも無いんです。
遊んでいる間に、時代は先に進み、自分よりも志の高い人、器用な人、頭のいい人はどんどん先に進みます。
その差は広がり、いつか追いつけない差となり、それを知った時には諦めに変わり、自分の志したものですらどうでもよくなってしまう事でしょう。
あなたが遊んでいるその瞬間、瞬間、自分以外の人たちは先に進んでいる。その感覚を忘れない事です。
最初は寝る時間を削る必要があるかもしれませんし、寝てる間も夢ですら自分の好きな事が出てきたりとか。本当に熱中している状態ってそんな事を言うのだと僕は考えています。
自分の好きな事を誰よりも追求し、極める。それって誰にも迷惑かけないし、むしろそれによりたくさんの人が喜んでくれたり、幸せになってくれたら最高ですね。そのための努力は惜しむべきではありませんね。
自分の好きな事で誰よりも秀でて、それによって人を幸せにする。それは簡単な事ではないのは容易に想像出来るかと思います。その実現のためには、自分の遊びの時間を全て捧げる覚悟と、実際にそれをやり遂げる実行力が必要です。
遊ばないヤツは一流じゃない
そうです。さっきと言ってる事が逆です。まあこのまま話を聞いて下さい。
もちろん寝る間や遊ぶ間を惜しんで、自分の志した道を突き進むのは当然なのですが、でもね、でもですよ?
実際に成功している人達は、メッチャ遊びの達人です。
みんなでカジノで大勝ちした時の写真(もちろん遊びのね笑)
これは僕の経験則の話です。僕の周りの一流と呼ばれる人達は、みんなとても良く遊びます。遊び方も普通ではありません。子供のように遊びます。無邪気であり、童心を忘れていないとでも言いますか。それくらい良く遊びます。
僕の友人の言葉を借りるなら、
「仕事は本気、遊びは死ぬ気」
この言葉に全てが集約されていますね。仕事は本気出さなきゃいけません。それでもって遊びは死ぬ気で遊ばなければなりません。
どういうことか?
仕事で本気出さなきゃいけないのは先ほども話したように、誰よりも秀でようと思えば、それだけ本気で、かつのめり込むほどの集中力と行動力が必要です。
では遊びは?
ここが結構大切だなぁって思うのですが、遊びを知らず仕事しかしない人ってつまらなくないですか?
真面目すぎても、本気過ぎてもつまらない。人としての魅力はちょっとした抜け感であったり、遊び心であったりすんですね。そういうちょっとした遊び心を持っている人って、なんだか空気の読み方が上手かったり、仕事において素晴らしいクリエイティビティを発揮します。
それこそが一流と言われる所以です。
人としての魅力と、仕事におけるアイデアとアイデンティティー。
これは死ぬ気で遊んでいるような人でなければ、気付かない事であったり、発見出来なかったり、はたまた想像も出来ない事って実はたくさんあるんです。
仕事は本気だからこそ、遊びがそこにリンクするんです。これが仕事が遊びなら、遊びがなかなか仕事に結びつきません。不思議な事にね。
普段本気で仕事をしているからこそ、全力で遊んだ時に良いアイデアであったり、素晴らしい発見があるんです。だから仕事ばかりでは良くないし、遊んでばかりではそもそもダメです笑
その両方を本気で、死ぬ気で楽しむからこそ、幸せや富は微笑んで寄ってくるのではないでしょうか?
僕はそんな人たちを間近で見て、自分自身で経験し、そんな考えに至ります。
超一流と呼ばれる人達は、すべからず誰よりも努力し、本気で仕事をし、死ぬほど遊んでいます。それは人生を心から謳歌する事と同義であり、充実した人生を過ごすための大切な道しるべのように思います。
柳本 剛