美容院もどんどん効率化していくべきだよね
2017.3.9
Lily 代表:柳本 剛
最近、世界におけるサービス業の生産性の推移か、賃金推移みたいなグラフを目にしたのですが(多分OECD)、それによると日本のサービス業は他の先進国に比べ、賃金が低く、労働時間が長い。となっていました。
それは何が言えるかというと、
時間がかかる割には、稼げないのがサービス業ということです。
でも日本の経済はサービス業が支えているでしょ?
てことは、みんな安い賃金でスゲー働いてるってこと。
笑えない。。。
なぜこうなったか?
それはサービス業自体が効率化を目指してこなかったから。
要するに日本人が考えるサービスとは、時間をかけ、手間を掛けたものがいいと思い込んでいる。
だから時間がかかる割には、それが利益に繋がらず、そこで働く人たちが見合った報酬を手にすることが出来ていないのです。
確かに僕たち美容院の中でも、色々と効率悪いところたくさんありますよね。
●なんで美容師はカットが上手くなるために、ウィッグにお金を払う必要があるのか?しかも切ったらそれで終了。練習すればするほどお金がかかる。
●なんで美容師はカットが上手くなるために、モデルさんを時間をかけて探さなきゃいけないのか?見つける時間自体を練習したいわ。
●なんで美容師は忙しくなればなるほど、掃除という労働時間が増えるのか?お客さんを綺麗にすればするほど、サロンが汚れる矛盾。
●なんで美容師は人気になればなるほど、顧客の管理が大変になるのか?カルテ整理や先輩のカルテ出しをするくらいなら、その時間でSNSの1つでも投稿した方がよっぽど有意義。
ねっ?普段自分たちが当たり前にやってることだけど、かなり無駄があるというか、効率が悪いことっていっぱいありますよね。
こういう問題を1つずつ解決していかないと、僕ら美容師も消耗していくばかりです。
効率化できるところはどんどん効率化していくべき!と僕は考えています。
何てことを考えていたら、すでにそこに着目し、行動を起こしている人たちがいました。
これまで美容師の顧客管理は基本的に、紙を使用していました。
まあ、カルテが失くなることもあれば、カラー剤がついたりして「大切に扱えよ!」と言ったのは1回や2回ではありませんよね笑
という僕も普通に紙のカルテ派でした。
はい、つい先日も紙のカルテを10万円ほど購入しております。
正直、10万円無駄になったやんけーーー!!と心の中で叫んでおりますが、今更何を言っても何も変わらないので、ここでグチりましたww
それほど紙のカルテが当たり前だった僕には衝撃だったし、何より10万円削減できるやん!となっております笑
やっぱり紙なので紙代や印刷代、デザイン代など、諸々が経費としてかかってきます。
そして紛失や盗難、僕のように字が汚くて正確に情報が読み取れない笑、と言ったセキュリティー面や正確性でも明らかにアプリやPC管理の方が安心です。
何よりそこにかかる経費を削減でき、時間や正確性の効率化は恐るべき差となります。
これぞ美容師における効率化の大きな第一歩ではないでしょうか。
紙の予約表も必要なくなるしね。
それだけで予約表に書き込む手間や、アシスタントがいちいちメモらなくて済むようになります。スマホでいつでもチェックできちゃうからね。
休み明けのスタッフの予約も全て自宅に居ながらにして知ることができたり、自分だけじゃなく周りのスタッフも円滑に効率よく仕事ができるのは本当に素晴らしいことですね。
顧客の管理がスマホでもPCでも行え、スタッフ全員の予約を誰しもがどこからでもチェックでき、さらに今後はもっと凄い展開が。。。あっ、これはオフレコだwww
まあ、これ以上の管理アプリを僕は知らないので、美容師として効率のいい働き方、生き方をしたい人にとっては、まずは使ってみては?と思います。
今回のような圧倒的な効率化の波がいずれ、すざましいスピードで訪れますので、今のうちにちゃんと適応できておいた方がいいと思います。
生き残るのは強いものじゃないですよね?時代の変化に適応したものですよ。
そこをお忘れなく♪
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柳本 剛