後輩の背中を見て気付かされた事
2017.12.21
美容室Lilyスタイリスト:木村 賢司
どうも、表参道で美容師をしている木村です。
先日、Lilyにインターンとして美容技術を学びに来ているたかふみくんのシャンプーテストが行われました。
モデルさんに来てもらってシャンプーしてドライしてスタイリングという流れ。
普段からたかふみくんにこの技術を教えさせてもらっているので僕も少しばかり緊張してしまいました。
言われたことを思い出しながら一生懸命にシャンプーをする姿は本当に素敵で、そんな姿にむしろ学ばせていただけたこともたくさんありました。
「ここはこうやってここはこうする。時間も意識しなきゃ。」
たかふみくんの背中からはそんな心情を感じられました。
普段から技術を教えている身なので、「どこが出来ていないのかな。どう教えればいいのかな。」
そんなことを考えながら様子を伺っていたのですが、
ふと自分がどうやってシャンプーという技術を上達させてきたかって考えたところ、
特に意識したことも練習法もなく、ただただ「気持ちよくなってほしい。幸せな気持ちになってほしい。リラックスして欲しい。少しでも力になりたい。」
という一心でシャンプーをしていくうちに上達していたということに気がつきました。
想いは指先に宿り、指先を通してその想いがお客様に伝わった時、はじめて「気持ちよかった」と思ってもらえるのです。
決してスムーズな手の動きでもなく、滑らかな指さばきでもありません。
全ては「想い」なのです。
そんなことに気付かされた大変ありがたく、大変貴重な機会でした。
僕もまだまだ上手く出来てないから想いが足りていないのかも知れません。
もっともっとお客様に喜んでいただけるように、幸せになっていただけるように頑張ろう!
もっともっとお客様を大切にできるように成長しなければ!