ヘアアイロン・コテでできる限り髪の毛を痛ませない方法
2020.1.23
美容室Lilyスタイリスト:くせ毛の悩みに, 自宅での美髪ケア, 高塩 貴史, 髪の傷みにお悩みの方へ
みなさん、毎日ヘアアイロンは使います?
「髪の毛を巻くのに使うよ!」とか「髪の毛ストレートに使う!」
という方もいらっしゃると思います。
けど、毎日髪の毛にヘアアイロンをあてていると
髪の毛は痛みます!
しかし、使い方次第では「最小限に髪の毛を痛ませないヘアアイロンの使い方」をご紹介したいと思います!
Contents
髪の毛を痛ませないヘアアイロン・コテの使い方
まず、1番大切なのは
温度です!!
ズバリ、「130度以下!」
まず、簡単に130度以下が髪の毛を痛ませない適切な温度と思っていてください!
なぜ130度以下がいいの?
髪の毛は実は
タンパク質でできています!
タンパク質はタマゴやお肉と同じタンパク質でできています。
タマゴやお肉を熱をいれると硬くなりますよね?
髪の毛も同じで、タンパク質でできているため、熱をいれると硬くなる性質を持っていて
それを「タンパク変性」といいます
この髪が硬くなってしまう温度が130度を超えるとそのタンパク変性をを起こすというデータもあるため、ストレートアイロンやコテの温度は130度以下を推奨します!!
濡れているときと乾いているときではダメージする温度は変わる
ちなみに先ほど述べていたのは乾いてる状態のときの温度ですが
濡れているときと乾いてるときではダメージする温度は変わります!
・濡れているときは60度
・乾いているときは130度
でタンパク変性を起こします!
ヘアアイロンは180度がいい?
よく「美容師さんに180度でアイロンした方がいいって言われました!」
こういう方すごく多いんですが
130度で十分形はつきます!
ですが、こういう方も多いのですが
「さっと180度で通せば大丈夫!」
もちろんこの考え方も正解なのですが
「いや、自分でできます?」
僕らプロがアイロンを通す分にはさっとできるかもしれないですけど、なかなかご自身でできないと思います。
なので130度を推奨させていただいています!
・慣れている方や急いでいるときは180度でさっとアイロンを通す
・あまり慣れていない方は130度でしっかりアイロンを通す
この考え方で状況に応じて、温度を使い分けて使うのもありですね👍
髪の毛をキレイに形の持ちをよくする方法
アイロンを使う前に
髪の毛をしっかり乾かす
先ほども説明したように
髪の毛は濡れている状態だと60度からタンパク変性を起こしてしまいます。
なので、まずはしっかりと髪の毛を乾かしてあげることを意識しましょう!
生乾きとかでアイロンをあててしまうとかなりダメージしてしまうので注意
髪の毛の乾かし方についてはこちら
ヘアオイルを使う
何も髪の毛についていない状態でヘアアイロンなどの高温の熱をあててしまうと髪の毛をヤケドさせてしまうので、熱から守るためにヘアオイルを使ってあげるといいでしょう♫
ちなみにコーティングが強いシリコン系のヘアオイルとかを使ってしまうとそのシリコンが焦げてしまい、髪の毛に焼き付く可能性があるので、
こちらのホホバ系のオイルをおすすめいたします。
軽い質感がお好きな方はFlowersのホホバオイルがおすすめです。
また、もう少ししっとり感や重ためな質感が好きな方はこちらのホホバオイルがおすすめです。
ホホバオイルについての詳しい解説はこちらから
形キープのコツは「冷ますこと」?
ヘアアイロンやコテを使うときに「形がつくのは温度が高いといいんでしょ?」
という認識を持たれている方は多いと思うのですが、ヘアアイロンで形をキープするために1番必要なことは
冷ましてあげることなのです!!
その時間を作るだけでかなりキープできちゃいます✨
とまぁこんな感じで、これで毎日のアイロンで髪の毛がダメージしてしまうのも怖くないですね👍
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この記事を書いた人
高塩貴史
高校3年生よりヘアケア特化型サロン「Lily」にてインターンをし、日々修行を重ねる。現在は学生ながら美容学校で講師としてセミナー活動をする。大学と美容専門学校、インターンという「トリプルワーカー」として活動中。美髪になるためのブログを更新中