二十歳を迎えて思うこと「美しい心」
2016.9.26
美容室Lilyスタイリスト:木村 賢司
私事ですが、本日9月26日に二十歳となりました。
成人になる前から強く思っていることが一つあります。
美しい男でありたい
それは単に容姿が美しいという意味ではなく、容姿を整え、私欲に負けず、奉仕に尽くし、美しい姿勢で人生に臨む。
きちんと身だしなみを整えて、弱い自分に打ち勝って日々邁進し、人の為にその生涯を尽くす。そんな美しい生きざまでありたいのです。
バカバカしいかも知れませんが、それが僕にとって美しい男なのです。
そんな僕も今日から成人。でも、どうなんだろう。僕は成人として胸を張って自らの道を歩むに足りる男なのだろうか。
思い返せば僕には大きな反省点がありました。
実にシンプルです。
自分に負けていました
二十歳だからと言って特別なことを書こうとは思いません。素直に、誠実に今までの自分を反省する次第です。
「あれもやる」「これもやる」「こうしてやる」
そんな意志は人一倍強い方ではありますが、「自分に勝つ」という意志においては人一倍弱かったように感じます。
自分に負けている。よく聞く反省ですよね。面白みがなくてすみません。でも、よく聞く反省だからこそ、この壁を乗り越えるのは難しいのです。実にシンプルであり実に難解な問題なのです。
甘ったれた心を持ってお客様を接客するだなんて、たいそう失礼な話ですからね。本気で美容師をやるからには私欲を捨てて奉仕に尽くす心を持たなければなりません。
自分に鋭い鞭を打って辛い時こそ踏ん張って、余裕がある時こそ質を高めていく必要があります。
私欲に負けない心、奉仕に尽くす心、技術云々以前に接客をするにあたってお客様に失礼の無いよう、そのような美しい心に鍛え上げなければなりません。
二十歳を迎えて思うことは実にシンプル。
「美しい心」
日々邁進する所存であります。