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魔性の美酒、禁断の酒「アブサン」

2017.5.16

美容室Lilyスタイリスト:木村 賢司

初任給で贅沢を

5月も中盤に入り、大変ありがたいことに初任給をいただきました。

これで僕もいよいよ本格的に社会人。大人です。

ということで、初任給で学生の頃からずっと飲みたかったとあるお酒を飲みに行くことにしました。

禁断の酒「アブサン」との出会い

〜アブサンとは〜

フランス、スイス、チェコ、スペインを中心にヨーロッパ各国で作られている薬草系リキュールの一つ。ニガヨモギ、アニス、ウイキョウなどを中心に複数のハーブ、スパイスが主成分である。 フランス語での発音はアプサン あるいはアプサント 。英語ではアブシンス。アブサント、アプサンとも。 ウィキペディア

約80年前に、中毒症状が問題となり一部の国で製造販売が中止されていた伝説のリキュールです。

色は淡い黄緑色で水を加えると、白濁し高いアルコール濃度と深く強い香り

ゴッホ・ピカソを代表する芸術家が天の英知の花粉を獲るために愛飲し、

錬金術師最大の遺産のひとつアブサン

「グリーンの詩神、聖女のため息、妖精のささやき」

と称えられた「魅惑の酒」

禁止後、その存在は小説の中や地下で語り継がれておりました。

「禁断の酒、魔酒、飲むマリファナ」

1981年WHOのツヨンの使用基準の見直しを行い、アブサンが復活しました。

そして、日本でも愛飲できるようになりました。

・一般定義

ニガヨモギを主原料としていること。アルコール分60%以上、ツヨン濃度8~10ppm程度のグリーン系の薬草酒で「Absinthe」が正式名称

www.absinthe.jpより

「中毒症状が問題に」「飲むマリファナ」「度数60%以上」

まぁ、ごく単純にヤバいお酒ですよねw

そんなヤバいお酒、「アブサン」との出会いは、

紛れもなくヤバい男、マリリンマンソンがきっかけでした。

〜マリリンマンソン(Marilyn Manson)とは〜


アメリカ合衆国のミュージシャン。ロックバンド「マリリン・マンソン」のリードヴォーカリスト。マリリン・マンソンの芸名は、マリリン・モンローとチャールズ・マンソンから取られている。

両親によってカトリックの私立中学校に入学させられ、ハルマゲドンやイエス・キリストについて嫌というほど教え込まれた。使用していたノートに、「こんな生活やだ」との一文を何度も繰り返し書き続けたらしく、そのノートを見た親や教師に幾度も殴られたという。その反発から麻薬や煙草に手を出し、さらにタトゥーを入れるなどして素行不良になった結果、退学処分を受けた。ウィキペディア

「聖書の中の反逆者に共感したんだ。」「おれは薬が好きじゃない。薬がおれを好きなんだ」「おれの曲に影響されて自殺した奴がいる?そんな馬鹿死んで当然だ。」などなど、

名言も沢山あって、、、

はい、ヤバい男ですw

そんなマンソンも実は「アブサン」の大ファンで、スイスの有名なアブサン製造業者に特注で2年もの歳月をかけて作り出したオリジナルのアブサン、その名も「マンサン(Mansinthe)」(単純すぎてちょっと馬鹿っぽい笑)

僕はマンソンを通じてこの「マンサン」を知り、「アブサン」を知り、気がつけば18歳の頃から「20歳になったら絶対飲んでやる。」と心に決めていました。

とはいえ、僕の故郷である大阪ではなかなか見つからず、(というかアブサン自体癖が強すぎて日本ではあまり受けない)この野望は上京後に託すことにしました。

BAR TRAM

恵比寿にある世界の薬草酒とアブサンのお店です。

外観はこんな感じ。





入り口が暗い…

20歳の僕にとっては入りづらさMAXですw

恐る恐る店内に入り、

僕「マンサンありますか?」

店員さん「ございますよ。」

僕「じゃあそれで。」

店員さん「ドリップでよろしいでしょうか?」

僕「??」

店員さん「??」

僕「はい(適当w)」

店員さん「かしこまりました。」

数分後…


うおー!!これだ!!

夢にまでみたマンサン!!

やっと出会えた!!泣ける!!幸せ!!


これこれ!!

夢にまでみたアブサンを飲むためのポンタルリエグラス!!ファウンテン型のウォータードリップ!!

興奮!!!!!!!

アルコール度数66.6%のマンサンを専用のグラスに注ぎ、その上にアブサンスプーンという穴の空いたスプーンを渡し、角砂糖を乗せ、ウォータードリップで少しずつ水を垂らし、角砂糖を溶かしこみつつ水を混ぜる。

すると


透き通っていたアブサンが


白く濁る!

なんて美しいお酒なんだ…。

店員さんが優しくアブサンについて詳しくお話ししてくださいましたが、大体知ってましたw

なんせ僕は興味のあるものごとは調べ尽くす男ですw

話がそれましたが、香りを嗅ぐとなんとも言えないヨモギのようなハーブ系の香りがします。

恐る恐る飲んでみましたが、

思いの外飲みやすい!

度数が高いのにも関わらず、アルコール臭さが全くなく、香りも癖があって好き嫌いは別れるかと思いますが、爽やかに鼻を抜ける。これはハマる香りだ。素晴らしい。

喉は痺れますがw

せっかくなので店員さんに聞いてアブサンに合うものを用意していただきました。


ガトーショコラです。

僕がマンサンを求めて来たことを伝えていたので表面にマンサンを薄く塗ってくださったそうで、、

本当に嬉しい限りです。


「アブサンとビターチョコの危ない関係」

らしいw

でも確かにめちゃ美味しい。チョコの中にハーブ系の香りが抜けて癖になる。

これは確かにアブサンに合う!

最高の組み合わせだ!

店員さん曰く、オレンジピールを入れても合うそうで、次は絶対にそれを頼むと心に決めましたw

いやー、大満足!!

素敵過ぎるお店、素敵過ぎる時間でした!

幸せだ〜!

明日からまた仕事頑張るぞ^ ^

では、今日はここらで。最後までありがとうございました!
(本当は酔いが回って文字を打つのも辛くなって来たので終わらせてもらいましたww)