重鎮『ゲーリー』
2012.3.29
毎回好評の建築シリーズ!
建築のデザインって本当に素晴らしいと思いませんか?
だってデザインの中で生活できるってすごいことじゃないですか(^o^)!
素晴らしいデザインの建築の中で過ごす体験はとってもワクワクしたり、癒されたりしますよね!?
だって皆さん、有名なホテルや良い旅館に泊まって素晴らしい経験をした事が1度や2度はあると思います。
とっても見晴らしの良い露天風呂がついていたり、客室がこれ以上ない程の癒し空間だったり!
それってやっぱり素晴らしい建築ありきですよね(^^)
だから人々の心を感動という想いでいっぱいにさせることのできる偉大な建築家ってすごく尊敬しちゃいます!
将来は建築のデザインもたくさんしてみたいなぁ☆
さて、今回ご紹介するのは建築界の巨匠中の巨匠!フランク・O・ゲーリー。
言わずと知れた建築界の重鎮です。
彼もまた建築界のノーベル賞である『プリツカー賞』を受賞した事がある偉大な建築家です。
そしてこれまでの2人と同様、『デコンストラクション=脱構築主義建築』の旗手として世界でも最高峰の建築家として知られています。
日本では映画『スケッチ・オブ・フランクゲーリー』で知ったという方も多いのではないでしょうか(^^)?
映画の中でゲーリーが実際に建築をデザインするにあたってのプロセスが公開されていますが、その工程が非常におもしろいものになっています。
大胆に紙やダンボールや木材をやぶったりして、それを自由な発想で組み合わせていくというものです。
それゆえ彼の建築はあのような統一性のない、不均一でイビツな形状をしているのです。
更にその自由気ままな発想を実際の建築に具現化するために、最新鋭のコンピュータ技術により不可能を可能にしているのです。
そのコンピュータプログラムのことをCATIA(キャティア)と呼びます。
これはComputer graphics Aided Three dimensional Interactive Applicationの頭文字をとったものです。
今までの建築家が当たり前のようにやってきていた「図面をおこす」という、建築の基本姿勢からすでに覆してしまっているのです。
自由なゲーリーの発想とコンピュータという頭脳を組み合わせる事により、今まで見た事もないような建築物がこの世に誕生するのです!
ではご覧頂きましょう!
ゲーリーの頭の中を!!
柳本 剛