パーマとカラーの痛み方って何が違うの?
2012.7.27
こんにちは!
美容家の柳本剛です(^^)!
本日のご質問は
「パーマとカラーの痛み方って何が違うのですか?」
というものです♪
一応、理屈的にはカラーのほうがかなり痛むそうです(^^)
理由としては、
①放置している時間が、パーマに比べ圧倒的に長い。
②パーマのかかる仕組みが『結合の組み合わせを変える』ことに対して、カラーは『髪の中の物質を破壊して色を入れる』ため。
この2つが主に挙げられると思います(^^)
ただ経験的、感覚的にはカラーよりパーマのほうが痛むって気がしません!?
少し検証してみましょう(^^)!
パーマの痛みを表現すると『チリつく、バサバサになる』
カラーの痛みを表現すると『パサツく、乾燥する』
というような違いがあると思います!
これはパーマは、ロッドと呼ばれる丸い筒状のものに髪を巻き付ける、すなわち『巻く』という行為になります!
巻くということは、必ず物理的に『力が加わる』ということです!
すなわちこれが『髪にテンションがかかる』ということなんです☆
簡単に言うと、テンションがかかると髪は痛みます!
ですので、パーマを巻いた毛先部分がやたらチリついたり、バサバサになる原因は、
①テンションがかかりすぎている。
②薬剤の選択ミス。
③放置時間が長い。
細かいところはまだまだありますが、大まかに分けるとこんな感じです(・ω・)/
これが何を意味するかと言うと、パーマはこれらの原因が複合的に絡み合みやすく、経験や正しい薬剤知識、高い技術力が問われることになるのです(^^)
それに比べ、カラーは色の善し悪しを抜きにして、『ダメージ』というところだけ見ると、極端に明るくしなければそこまで失敗するということがないのです!
さらに!
カラー剤には「シリコン」や「ポリマー」などの皮膜成分が配合されています!(特に市販のカラー剤には多く配合)
このため、カラーでのダメージが誤摩化されて見えるため、「痛んだ」と感じづらいのです!
だからホームカラーという、自分でもできてしまう製品が成り立つのです!
まとめると、カラーは失敗しづらく、皮膜により誤摩化される。
パーマは失敗の要因が多く、皮膜成分も配合されていない(実際は配合されているものが多いが、配合されていないほうがいいため)ので、経験や技術力がもろに出てしまう。
だからカラーより、パーマのほうが痛むって感じてしまうんですね(^^)!
パーマもしっかりと正しくかけてあげれば、極端に痛むってことはないので、あまりパーマを誤解しないで下さいね♪笑
おしゃれのためには色も変えて、パーマでふんわりとしたシルエットにしたいですもんね(-^□^-)
たくさんポチってしてくれたらやります( ̄▽+ ̄*)笑
↓
柳本 剛