2000kmの道のり。それは愛と優しさの旅。
2016.12.25
もうね、随分と前の話になっちゃうんだけど、今回四国・九州を、打ち合わせを兼ねた家族ツーリング&男の一人旅を敢行してきました。
僕に息子が出来たら、中学生までに必ず一人旅をさせたいと思っています。
なぜなら男の一人旅が終わる頃には、
ひと回りもふた回りもイイ男になって帰ってくるから。
旅は男が磨かれるし、生きる上で大切な事がとてもとても多く詰まっているから。
旅は出会いである。
僕自身は自分の経験上そう思う。
一人で旅をすると色んな人と出会う。
そして色んな人に助けてもらう事になる。
そこで気付くはずだ。
「自分は一人で生きてるんじゃない」
という事に。
色んな人に助けてもらいながら、今の自分がある事。
色んな人に守られながら、成長しているという事。
色んな人の優しさが、さらに深い優しさへと繋がる事。
その事を自らの経験上、深く理解し生きる事はとてつもなく素敵な事だと思います。
人に感謝する。
人に頭をさげる。
人にありがとうを伝える。
人に笑顔でいれること。
それらは全て自分一人じゃ気付けない。
たくさんの優しさに触れてこそ理解出来ること。
それが男の一人旅。
出会った全ての人に感謝!
みんなありがとう!!
Contents
四国への里帰りと家族キャンプツー
今回は家族とのキャンプツーが目的で実家に帰省!
バイクなのでフェリーにて徳島へ。
四国には3日間の滞在でしたが、本当に素敵な仲間と一緒に時間を過ごすことが出来ました。
バイク好きの愉快な先輩たち笑
みなさんと楽しい時間をたくさん過ごさせてもらいました。
四国にも素敵な場所がたくさんあるんですよ。
綺麗でしょ?
四国オススメです♪
高知といえば龍馬だからね!
こういうカッケー男になりたいな!
割り込む小娘w
四国の絶景「四国カルスト」へ。
こんなヤバい景色が四国にはあります!
みんなも是非四国に遊びに来てください♪
今宵もみんなとワイワイ。
バイク好きと行くキャンプは格別です。
ここで一泊し、僕はこれから九州の旅に出るため、みんなとはここでお別れ。
完全雨模様の九州に旅立ちます。(絶対のっちのせいw)
カブちゃんがわざわざ愛媛の八幡浜港まで送ってくださいました。
その途中で立ち寄ったカフェで、色々とお話も聞かせてくださいました。
カブちゃん、ありがとうございます!
ではここ八幡浜港から、別府港へ突撃したいと思います!
では四国の皆さん、サヨーナラー。
今回の旅では全部で5回フェリーに乗ったのですが、どの船もバイクの固定方法が違って、ちょっぴり面白かったですよ。
この八幡浜港のフェリーのこの固定方が、最もバイクへの負担が少なくて好感が持てました。
晴れ男パワーを発揮し、雨雲がキレイに大分を避けてくれました笑
それにしてもエグいくらいのこの台風感。。w
無事に別府到着。
四国ではずっとキャンプ場でテントを張ってきて、九州でもキャンプしようかなって思ってたんですが、ずっと雨が続くのと予定があるのが都市部が多いため、九州ではほとんどホテルや旅館を利用してました。
別府の旅館もとても素敵でした。
温泉好きとしてはまたゆっくりと別府や湯布院をまわりたいところです。
大観峰
九州のバイクツーと言えば、ほぼ間違いなく大観峰を指します。
僕も例に漏れず、別府からやまなみハイウェイを経由し、熊本県の阿蘇・大観峰を目指します。
大観峰はバイカーの聖地とも言うべき場所で、現在のようなオンシーズン(9月)には、駐輪場に入りきらないほどの多くのバイカーが集まります。
ここで一体どんなバイカーとの出会いがあるのかと、期待に胸を膨らませながら大観峰へ向かいました。
。
。。
。。。あれ?
。。。。。
俺だけや。。。
悲しいかな、雨予報のリアル雨の中、大観峰まで来る猛者は僕だけのようでした。
仕方がないので一人で大観峰へ向かいます。
大観峰へ向かう途中ですら、もはやヤバイ雰囲気がムンムンです。
これはもう期待しかない。
!!!
すげーーーーー
ホントにこの言葉しか出なかったです。美しく雄大とはまさにこのこと。
昔おとんと一緒に九州ツーリングでここも訪れていて、すっごい綺麗な場所ってことは記憶していたのですが、「どうせ思い出補正かかってるんでしょ」って思ってました。
いやいや、完全に思い出補正を越えてました。
来てよかったなぁ。
ホント阿蘇ってすげー場所だわ。
残念ながら天候は良くなかったけど、それでも十分素晴らしかった。
また天気のいい時に来るっていう目的も出来たしね♪
阿蘇の素晴らしく楽しいツーリングコースと、心から美しいと思える景色を堪能し、友人たちに会うべく熊本市へ。
「リアルミー下通り店」の皆さんと!
ウッチーさん以外、初めて会うにも関わらず皆さんとても良くしてくれ、暖かく歓迎してくれました。
みんなに会えて最高に熊本が好きになりました。
ここでは書けないような話で、たくさん盛り上げてくれたホッキー笑
みんなは熊本のサロンで個人オーナーとして、とても活躍されまくっています。
お互いに良い意見交換が出来ました。
熊本にお住いの方は、是非行ってみてください♪
オススメです!
たくさんのお話をしたんですけど、特にウッチーさんが話していたことがとても頭に残っています。
「人生一度きりだからやりたいことは全部やる!」
この言葉ってよく聞くようで、実際にそれを体現出来ている人ってほぼいないですよね。
ウッチーさんの肩書きは僕が知る限り、
保険屋・FX認定講師・サロンマネージャー・マッサージ店オーナー
一体何屋さんなんだ?ってくらいに色んなことにチャレンジしています。
そんなに歳も変わらない中、こんなにも精力的に様々な事にチャレンジしては、人生を楽しんでいるウッチーさんを見て、僕もより一層頑張ろうと思えました。
好きな事を仕事にし、それを自分の糧にし、それでお金を頂けるっていうのは本当に真理なんだなって思います。イヤイヤ仕事をしたり、無理にやらされたり、好きでもない事やったりって、それって最終的に自分が1番辛いし、つまらんと思うんです。
自分が選んだ道。信じた道。
自分を信じ、決めた道ならばどんな結果でも後悔しないし、誰のせいでもない。
僕もそんな生き方が好きだな。
うん、また来よう!
またみんなに活力を分けてもらおう!
念願の馬刺しもたくさん食べれたしね笑
天草へGOー!
この日も完全な雨。朝から雨。
テンションも上がらないので、朝はホテルでゆっくりしてから出発。
天草への目的は3つ。
天草五橋をバイクで疾走したいのと、天草四郎について知りたいのと、ウッチーさんと友人のゆうちんの実家が天草は牛深のため、この2人が育った場所を見てみたいためです。
天草五橋は新しい橋を建設中みたいで、その建設現場が迫力があって凄かったなぁ。
んでも道がずっと渋滞しててバイク人にとっては苦行でした汗
ずーっと走って天草四郎メモリアルホールに到着。
ずっと雨に降られっぱなしだったので、ようやく合羽をぬげました。
ここで天草四郎や天草・島原の乱について学んできました。
とても興味を惹かれたので、予定にはなかったのですが、この乱の舞台となった1つ、「富岡城」に立ち寄ることに。
富岡城の立地はさながら、「日本のモンサンミッシェル」とでも言うような天然の要塞!
下の黒ずんでいる部分が戦乱当時の石垣だそうです。
本当に壮絶な戦だったことを物語っています。
僕の身近には戦争や争いはありません。
だからこそ現実にこうして起こってしまった争いについて、見聞を広め自分の頭で当時のことを想像するということは、とても大切なような気がしています。
そうやって過去に思いを馳せることによって、その当時の人たちの想いや苦しみが、現代へと生かされる気がしてなりません。
僕が旅を続けるのも、そういった役割や目的意識の下、行動しているように思います。
今回の旅では長崎には行けなかったので、今度はこの戦の表舞台である「原城」を訪れるという目的が出来ました。
いざ牛深へ!
さて、当初の予定にないコースを走りまくっているおかげで、牛深からのフェリーの時間が刻一刻と迫ってまいりました。
これは急いで牛深へ向かわなければ。
急いで牛深へ向かったのもあり、途中途中にたくさんの見どころ(十三仏、大江天主堂、崎津天主堂)などは今回は見送ることに。
無念!
しかし、一日中雨だったにも関わらず、牛深についた時には雨上がりの素晴らしい景色が!
やっぱりバイクは天気のイイ日が気持ちいいね!
で、時間もないのですぐさま港へ直行!
っと、その前に牛深の観光名所?である「牛深ハイヤ大橋」を渡ってみることに。
これが牛深ハイヤ大橋。
てかゆうちんから牛深はすごい田舎だって聞いてたけど、
うちの実家の方がよっぽど田舎だったぞ!笑
こんなすげー橋もないしねw
そんなわけで乗船準備をします。
地元の女子高生たちにめっちゃ絡まれてると、そこに何やら見慣れた動物が近寄ってくるではないですか?
あ、アレは!?
ニャンコ♪
どうやら私はニャンコにもモテモテのご様子で、
一瞬でマブダチっす♪
せっかくの出会いに別れを惜しみつつ、私は船へと乗り込みます泣
乗船準備完了!
さよーならー牛深!!また来るよ!
そして目指す先は鹿児島県は「長島」。
ついに鹿児島県に上陸です。
本当はここから「長崎鼻」まで一気に行きたいところだったのですが、想像以上に天草での進みが良くなかったため、ひとまず薩摩川内市で宿を取ることに。
毎度宿を決める基準は「素敵な温泉があるかどうか」笑。
というわけで今回はこちらにお泊まります。暗いけど笑
今日は薩摩半島の先っちょをぐるりと回ってきます!
まず目指す先は薩摩半島の最南端である「長崎鼻」
ちなみにどのルートで行くかの基準は、毎回「クネクネの面白そうな道」笑
なので長崎鼻に行くまでの道も、クネクネで面白い道をチョイスしたおかげで、随分と楽しいツーリングとなりました。
特に「広域農道」はひたすら真っ直ぐの美しい道で、周りの田園風景と相まって最高の旅路気分を味わえました。
長崎鼻に向かう途中にインパクトのある山が!
「開聞岳」
薩摩半島の先っちょにある、美しい形の山でした。小さな富士山みたいな感じかな。
到着!
さすが最南端ということもあり、ヤシの木が最高に雰囲気出ています!
この辺りはソテツも自生出来るほどの気温があるようですね。
南国最高ですね!
そしてここでも運命の出会いが!!
そう、またもやニャンコ♪
しかも今度の子は生後間もない子猫ちゃんでした。
旅とは出会いであり、その出会いは人間だけとは限らんのですよ。
か、可愛すぎやろ。。
連れて帰りたいわ。。笑
名残惜しいが、子猫ちゃんとお別れし、長崎鼻へ。
ここは浦島太郎の発祥の地らしく、竜宮城らしき神社があったり、浦島さんご本人がいたり笑
先ほど間近で見てきた「開聞岳」をバックに。
美しい景色だ。。
今日はのっちさんの呪いの影響が少なく、非常に気持ちの良いお天気です。
ここが「長崎鼻」。
奥に見えるのが、日本本土最南端の「佐多岬」
先っちょお決まりの灯台も。
薩摩半島の先っちょ制覇!!
では、お次は日本本土最南端を目指して旅立つとしましょうか!
長崎鼻から爆走して、いきなり船上へ。
そう、ここは鹿児島市内からフェリーで桜島へ向かう船の中です。
眼前に大きくそびえ立つのは「桜島」
天気もまだまだ良くて、気持ちの良い船旅ができました。(所要時間15分)
船の上では学生らしき人たちが、みんなポケGOやってたのが印象的でした笑
桜島へ到着し、「湯之平展望所」へ。
すごい景色ですね!桜島の壮大さがまじまじと伝わります。
このまま佐多岬を目指しても良いのですが、この時間からですと到着は日が暮れてからになるので、途中にある「神川キャンプ場」でテント泊をすることに!
九州に来てからのっちさんの呪いにより、ずっと雨続きだったのですが、この日はようやく晴れてくれたこともあり、やっとテントを張ることが出来ます。
鹿児島湾を一望できる素晴らしいロケーション。
早速ここにテントを張ります。
いい感じ♪
夕日が沈んでいくのを、お酒を飲みながら楽しみます。
一人で夕日を眺めていると、
なんかキタ。。。
彼もここにテントを張るということで、一緒にたくさんおしゃべりしました。
なんと彼は日本一周の旅をしているらしく、しかもこれが日本一周の2周目!!
もはや2周する意味があるのかすら僕には分かりませんw
彼の名前はシュンくん。
現在大学4年生で、来年からは社会人デビューです。
そんなシュンくんと色んな話をする中で、彼は「自分がちゃんと社会人として働いていけるのかが怖い」ということでした。
僕はね、思うんです。こんなにも行動力のあるシュンくんが、社会人になって怖いことって何にもないんだよってこと。
日本を1周どころか、2周もするような行動力がある人ってなかなかいない。
旅ってスゲーいいから、旅しなよ!って言ってもなかなか時間やお金がないって、みんなそんな言い訳ばっかで行動しないよね。
そんな中、シュンくんは旅をするという決断をしたわけです。
日本を旅すると言ってもタダで旅が出来るわけありません。
ちゃんと日本一周のための資金を作り、企画を練り、時間を作って、行動に移すわけです。
資金はコツコツとアルバイトをして貯めたそうです。
でも実際に旅をしてみると、結構な速さで資金がなくなっていきます。
そのためシュンくんは食べ物とガソリン代以外は極力消費を避け、資金繰りを工夫していったそうです。
ただ毎夜毎夜ちゃんとしたキャンプ場に泊まることってやっぱり難しく、道の駅やコンビニで寝泊まりしていたそうです。
そんな時に色んな人達に助けられたと語っていました。
そう、まさに「旅は出会いである」
それを地で行っているシュンくんであります。
なかなか食べたい物が食べれない時や、空腹だけど節約のためにご飯を抜こうと考えていた時なんかに、たくさんの方が差し入れやご飯をおごってくれたりしたんです。
中には調理器具のバーナーやコッヘルをくれたりした人もいるんです。普通そんなの人にあげたりしないですよ。
でも旅先ではそういうことが普通に起こったりするんです。
きっと旅先で出会った人たち同士の縁というか、感じるものがあり、そんな普段見せない優しさが表れたりすんだろうなぁ、なんて考えずにはおれません。
そういう人の優しさに触れることが出来るのが旅。
男性諸君!人生に迷いがあるアナタ!
是非一人旅で、人の優しさに触れてもらいたい。
是非自分は一人じゃないんだってことに気付いてもらいたい。
旅には色んな優しさが詰め込まれています。
シュンくんとまた再会することを誓い、目指すは本土最南端!
たった1泊のお付き合いだったけど、お互いのことを話して仲良くなったシュンくんとも、ここでお別れです。
シュンくんは前日に佐多岬に行っており、これから北上していくそうです。
再会を誓い、固い友情で結ばれた僕とシュンくん。
必ずまた会おうぜ!応援してるよ!
シュンくんの戦友、カブ。
日本一周を2度も支えるだけあって、貫禄があります。
本土最東端 納沙布岬
本土最北端 宗谷岬
本土最南端 佐多岬
残すは本土最西端 神崎鼻を目指すシュンくん。
僕もいつか行こう。
いつかと言わず、すぐ行こう。うん、来年行こう!
決めたぜ!
来年はのっちと北海道へ行き、最東端「納沙布岬」を獲ります!!
またね!シュンくん。
良き旅を!!
ついに来た!本土最南端・佐多岬
シュンくんとお別れした後、神川キャンプ場から一気に佐多岬に向かいます。
佐多岬は現在、観光地化を推し進めているため、直接バイクで向かうことが出来ません。
ここでバイクを止めて、マイクロバスに乗り込みます。
マイクロバスで降りた先は、絶賛工事中w
こちら完成予定図となります。
完成したらまた来たいなぁ。
んで、このワクワク感満載のトンネルを抜け、
謎の道へ進みます。
下ります。
曲がります。
下ります。
ソテツの鳥居をくぐります。
本物の鳥居をくぐります。
のぼ。。。
って、まだかーーーーーー!!!!wwwww
と思った瞬間。。
絶景が。。
これは期待出来る!
最後のラストスパートを駆け上がり。
ついに来ました。
「日本本土最南端 佐多岬」!!
みなさま、ここが日本本土の1番南に位置する場所でございます。
そして、
私はこの瞬間、
日本本土で最も南にいる唯一の男となりました!!!!ドヤッ
「どうだ、凄いだろ。」
という自己満足に浸るには十分な場所です。
アイラブ さーたーみーさーきーーーー!!!
そんな感傷に浸った後は、工事中の現場まで戻り、ここでも記念撮影。
もはや撮ってくれと言わんばかりの風格。。
もちろん撮ります。
本土最南端、獲ったどーーーーーーーーーーー!!!
佐多岬から宮崎市内へ
この日の夜は宮崎で大好きなアノ人と会うので、ここから宮崎市内まで突っ走ります。
と言っても、僕が選択するのは極力クネクネして、走るのが面白そうな道♪
バイクの面白さとは、先の見通せないカーブを豪快に攻め、上手くハマった時の爽快感。
で、そんな道でそんな走りをしていてよくあるのが、
ご飯食べるところがない。
もうね、これバイカーのあるあるですね笑
案の定、この日もご飯食べるところなくて、結局「道の駅なんごう」まで来てしまいました汗
しかも途中通行止めで、思いっきり引き返し、遠回りくらっちゃいました笑
だけどその途中で、すごくサーフィンするには最高そうな場所があったんですよね〜
確か場所は。。「恋ヶ浦」かなぁ。有名?なのかな。
素人目にもかなりイイ波来てましたよ〜♪
で、通行止めで遠回りをして到着したのが、こちらの「道の駅なんごう」
なんか、すげーイイ景色なんだけど笑
うん、凄くイイね〜
ここでお腹を満たし、アノ人の待つ宮崎市内へ。
そして僕の大好きな人と合流!
そう、仙人なのダーーーー!!
仙人とは昨年末にハワイで行われた、仙人のハワイウェディング以来なんです。
久々に会って、お互いに濃ゆいお話をた〜くさんしてきました!
仙人と話していて、僕自身が気付いたのは、
もっと自分らしい発信をしよう!
と思ったことです。案外他の人に気を遣ったりもしてたんですが、そういうのは一旦置いといて、
「僕はこう思う」「僕はこれが正しいともう」「僕はこれが好き」という、自分の考えをもっと出して発信していこうと思ったわけです。
仙人に直接そう言われたわけじゃないんですけど、仙人と話していて僕はそう感じたんです。
もはや直感です。
「きっと仙人からしたら、僕らはこうあって欲しいみたいなのがあるのかもなぁ。」
「すでに成功を収めた仙人世代の人たちからすれば、僕らはちょっと遠慮気味なのかもしれないなぁ。」
「もしかしたら自分達でも気付いていない、自分達の魅力や価値があるんじゃないのかなぁ。」
そう思うようになりました。
でもそれが何なのかは誰かが教えてくれる訳ではありません。
全て自分で見つけて発見しなければならないのです。
仙人はきっと僕に何か気付いてほしくて、その想いを託してくれたんだと思います。
僕らはそのバトンをしっかりと受け、次へつなげ、挑戦をしていかなければなりません。
そういう姿こそが最大の恩返しなのだから!
その後、仙人の会社の代表である上井さんにもお越し頂き、色々とお話しさせてもらいました。
正直、僕は仙人と上井さんの二人の関係性って素敵だなぁって思いました。
お互いにタイプが違う二人。でも胸に秘める熱い闘志は同じもの。
足りないものは補完し合い、一人じゃ出来なかったことを二人なら出来るかもしれないと挑戦するその姿勢。
まさに今の僕たちと似ている!と、僕はそう思いました。
だからこそ仙人と上井さんの二人に憧れるし尊敬します。
仙人は自由にノビノビやって、上井さんは締めるところはキチッと締めていく兄貴肌。
相性いいなぁ。と。
で、この旅で僕が忘れられない出来事が!
それは、仙人と上井さん3人で飲んだ帰り道。普通は飲み終わった場所でお別れするのですが、
仙人と上井さんはわざわざ僕をホテルまで送ってくれたのです。
分かります?これがどれだけヤバイことか?
夜中の2時3時まで飲んで、次の日も朝早い。
きっとどう考えても、もう早く帰って寝たいと思うのが普通の人の本音です。
でもね、このお二人はさもそれが当たり前であるかのように、ごく自然に僕をホテルまで送ってくれたのです。
ムリ無理!普通の人はそんなことしませんし、出来ません。
これが出来るって、本当に人を、出会いを大切にされているんだなって強く感じました。
まさに恐れ入ったという感じです。
本気で感動しました。
必ずやまた宮崎に舞い戻ります!!
ちなみに僕が今日本酒ばかり飲みまくっているのも、この時仙人に勧められて、日本酒の旨さに目覚めたから♪
さあ、九州最終日!
今日はこのサイトを支え続けるアノ人に会いに行こう!
1日にして「僕の愛する宮崎よ。。」となった愛すべき宮崎を出発し、最終日となる本日は福岡県、北九州市を目指します。
今回の旅で初めての高速を使って北上します。
これで楽々福岡だぜーーー
。
。。
。。。
めっちゃツラ。。。
何が辛いって、
ずーーーーーっと1車線やねん笑
1車線ってマジで眠いから。。
眠い上に豪雨も重なり。。ツラすぎたぜ福岡への道のり。。
んでも、頑張って乗り込んだ北九州市・小倉は想像以上の未来都市だった!!(ちなみに小倉はこくらと読むのですが、ここに来る前までおぐらと呼んでたのは内緒です)
ヤバッ!!
田舎者のように大はしゃぎ。いやだって街中をこんなモノレール走ってるとか未来すぎるでしょ!
なんかカッコイイな小倉め。笑
未来都市小倉に圧倒されながらも、打ち合わせのため堀井さんと合流!
そう、この堀井さんこそ、このLilyのサイトを支え続けている張本人です。僕らの大恩人というわけです。
きっとこのサイトは堀井さんじゃなければダメだったと思う。
多分そんじょそこらの人は僕の要求を途中で投げ出すと思う笑
それくらい細かい要求と指示をお願いしています。
なぜかって?
それはこのサイトを訪れる人たちに、気持ち良く僕らのブログを読んでもらうため。
だからそのための細かい微調整は常に続けています。
それはもう気が狂うくらいの細かさ笑
誰もそんなとこ見てないし、意識なんかしてないでしょ!ってことでもとことんこだわるし、変更しちゃうところは思い切って変更します。
だって神は細部に宿るって言うでしょ?
誰も気付かなくても、きっとそれがこのサイトの居心地の良さなんかに繋がると信じています。
そしてそれが出来るのは間違いなく、堀井さんだけ!
だから僕も堀井さんを信じて無理を言うだけ!笑
でも堀井さんが本当に凄いのは、
これまでの僕のどんな困難な要求に対しても、
絶対に「無理」と言わなかったことです。
普通なら「これ以上は無理です」とか、「やっても意味がない」とさじを投げます。
でも堀井さんは、「なんとか解決策を探してみますので、お時間下さい!」と言ってくれるのです。
これがどれだけ頼もしいことか!!
北九州市 / 小倉北区・門司港エリアでホームページ制作を行っている堀井制作所
そんな頼もしい堀井さんと、来年僕らが仕掛けることについての有意義な打ち合わせを終え、せっかくなので小倉を案内してもらうことに。
切磋琢磨
んで、小倉と言えば行きたいところが1つあって、それがここ。
『sessa』
みなさんお馴染みのモミィさんのお店。
というわけで、土曜日にも関わらずアポなしで突撃してきました!笑
おっ、いたいた!
驚くモミィさんw
忙しい土曜日にも関わらず、適当に相手してくれました笑
ちょうど矯正してたので、アイロン中お客さんも交えて軽くおしゃべり。
とは言っても、今日は土曜日。次から次へとお客さんがやってきます。
徐々に帰れオーラを出すモミィさんw
仕方ないので、一緒に写真だけ撮って帰ることに笑
ここからは堀井さんが、小倉観光をガイドしてくれたんですが、あまりにも小倉ガイドが完璧すぎて、きっとガイドの世界でも食っていけるんだろうなって思ったわけであります笑
例えば、この建物。
どうして左下の部分が斜めにカットされているかご存知ですか?(モミィさんは知りませんww)
実はその隣にあるのが、「小倉城」
この小倉城を、橋の上からでも美しく見えるように、わざとこの部分を削っんです。(と堀井さんが言ってましたw)
そんな小倉名ガイドの堀井さんと、念願の小倉城へ入城!
二人とも歴史好きなので、写真撮りまくり笑
堀井さんのお陰で、楽しく小倉を見て回ることが出来ました!
最高の出会い、最高の友人たち
フェリーの時間が迫っていたため、小倉で堀井さんとお別れし、フェリー乗り場へ。
東京への帰途もこの巨大フェリーを利用します。
帰りのフェリーの中で、今回の旅で出会った人たちのことや、旅で僕が感じたことや気付いたことについて考えていました。
何しろ東京へ帰るのに、35時間もかかるのですから笑
それにしても九州で出会った人たちはみんなイイ人だったよなぁ。
僕が急に会いたいとか言っても、快く時間を作ってくれたりするし、色んなところに連れてってくれるし。
ホントみんなから愛されてるわぁ。
それを改めて知ることが出来ただけでも、今回の旅は十分です。
こうやって縁あってみんなと知り合い、親交を深めることが出来るのも、きっと何かの理由があると思わずにはいれません。
そんなことを考えながら、フェリーの風呂場で長湯しておりました笑
今回の旅で出会ったみんな!
また僕と遊んであげてくださーーーーーーーーい♪
ザ・男旅2000km 『完』
柳本 剛