髪質改善ってなぁに?
2016.11.28
Lilyアンバサダー:Akiko, 髪の傷みにお悩みの方へ
Lilyケアリストの直井晶子です!
LINEやtwitter、また、ご予約の際のお電話などでよくお問い合わせ頂く中で、特に多いのが
“髪質改善ってどんな感じですか?” “髪質改善って何ですか?”
といった内容のものです。
今回はそんな疑問にお答えしていきます☆
まず、髪質改善とは
傷んだ髪を綺麗にしていくものです。
しかし、大前提として髪は治りません!あくまでも、見た目をよくするだけのものです。
それだけ聞くと、サロントリートメントと似ていますがトリートメントは表面をコーティングするのに対し、髪質改善は毛髪内部に働きかけ、空洞を埋めていきます。
外側か内側か、が大きな違いになります。
表面のコーティングは剝がれ落ちやすく、一時的なものになってしまう反面、見た目はすぐよくなります。やったその日にツヤツヤサラサラ。
逆に髪質改善は内部へ働きかけるため、すぐには綺麗になりません。時間をかけて、繰り返し繰り返しやっていく必要があります。しかし、表面コーティングとは違い回数を重ねれば重ねるほど髪の密度が上がり、抜けにくくなるので効果は一時的では無く、しっかりと感じられるようになります。
髪の空洞とは
“毛髪内部に働きかけ、空洞を埋めていきます。”
と書きましたが、そもそも毛髪内部の空洞とはなんでしょう。
髪は本来空洞は無く密度が高い状態です。しかし、カラーやパーマ、縮毛矯正といった施術に用いる薬剤は毛髪内部へと働きかけなければなりません。そのため、薬剤によるダメージは髪表面にとどまらず、内部にまで影響を及ぼします。その結果出来てしまうのが空洞です。
虫に食われた木が脆いように、内部に空洞がある状態だと髪はとても脆くさらなるダメージも受けやすい状態です。
傷みを感じている方はこの空洞が大きくなってしまっていたり、多くなってしまっている状態なので注意が必要です!
まとめ
・髪質改善は毛髪内部の空洞を穴埋めするもの
・あくまでも見た目をよくするもので、髪自体が治る訳ではない
・良くするのに時間がかかる
・時間をかければ綺麗な状態を保つ事ができる
!注意!
Before,Afterの写真を見て縮毛矯正と類似しているように見えるかもしれませんが、髪質改善にはクセを落ち着かせる働きはありません。
ダメージによるうねりは緩和出来る場合もありますが、もともとのクセは縮毛矯正以外でまっすぐにする術は無いです。
ご相談内容で、“カラーもパーマも縮毛矯正もやっているわけではないのに髪がパサつくんです” というお話をよくお聞きします。ダメージによるパサつきであれば、使用しているコテやアイロンの温度が高すぎたり、髪が完全に乾いていない状態で長時間放置されている場合が考えられますが、ダメージによるパサつきでは無く、もともとのクセによるものだったり、ドライヤーの乾かし方による場合も考えられます。
後述の場合は髪質改善で改善する事は不可能です。ドライヤーの乾かし方の場合はそれを改善すればよくなります。クセの場合は縮毛矯正をかけるかスタイリング剤などでツヤを出してあげる方法での改善になります。
髪質改善に限らず、髪のお悩みがある際は実際に美容師さんにみてもらって相談した上で施術をするのがベストですね☆
Akiko