髪質改善と縮毛矯正について
2017.11.2
Lilyアンバサダー:Akiko
こんにちは!Lilyケアリストの直井晶子です!
雨ですね〜☂️
矯正前ラスト投稿しとこ!
と思ってもう一枚、矯正かけないときはかけないときで、前髪かきあげた時の軽いウェーブは好き、
でもかけないとき下ろすのはなかなかにしんどい、#自撮りは上達するのか pic.twitter.com/bDZ5dWYdgL— 直井晶子@美容師 (@ak1k0_7) October 21, 2017
髪質改善は縮毛矯正と何が違うの?とよくご質問をいただくのでそちらについて詳しくご説明していきます。
縮毛矯正とは?
まず、縮毛矯正についてですが、こちらは元々あるくせ毛をまっすぐにするものです。
縮毛矯正
毛髪内部に結合があり、くせ毛はそれがねじれていたりずれていたりする状態です。
まずは薬剤を使ってその結合を切断します。
すると、髪の形が変えられる状態になります。
そこでアイロンを使用してまっすぐな状態へ変化させます。
綺麗に形状が整ったところで再度薬剤をつけ、一度切った結合を再結合させます。
パーマも原理は同じで、アイロンで形を変える工程でロッドに髪を巻きつけ、カールした状態を作ります。
ダメージが大きい
縮毛矯正といえば、その後髪がツヤツヤ、サラサラになり、綺麗になったように感じます。
しかしそのツヤは、うねっていた髪がまっすぐになったことで光が綺麗に反射するようになった為であり、髪そのものの状態が良くなったわけではありません。
むしろ縮毛矯正は薬剤ダメージも熱ダメージも受けるため、実は見た目に反してダメージの大きい施術です。
ダメージの大きさでいえばブリーチにも匹敵するといわれています。
そのため、髪ががカラーなどによりハイダメージの場合、縮毛矯正がかけられないこともあります。そういう状態の髪に無理をしてかけた結果、ビビリ毛などといった取り返しのつかない状態になってしまうこともあります。
髪質改善とは?
次に髪質改善についてですが、こちらはトリートメントのようなものになります。
毛髪内部の密度を高める
ダメージしている髪は、(左)のように内部が空洞化している状態です。
それに対して、(右)のように空洞を埋めていくものが髪質改善になります。
これは一度で綺麗になるものではなく、繰り返し行うことで一層の効果を得られるものになります。
髪がまっすぐになるものではない
髪質改善のBefore,afterを見ると、うねっていた髪がまっすぐになっているようなものがありますが、くせ毛がまっすぐになるものではありません。
髪がダメージを負い、密度が下がってくると、限界を保っていられない状態になります。そうなってくると、まっすぐで綺麗だった髪もうねり、広がり、パサパサとした状態になってしまいます。
これは髪の空洞化が原因のため密度を上げてあげれば100%ではないですが、元の状態に近い状態まで戻すことができます。
しかし、元がくせ毛の場合は、密度を上げても元がうねっている状態であるためまっすぐになることはありません。
ダメージによるうねりは解消できたとしても、先天性のくせ毛はまっすぐになりません。
ハイダメージによるうねりがまっすぐになりましたが、この方は元々綺麗な直毛です。
ダメージ0
髪質改善ではキューティクルを無理やり開かせたり、毛髪内の組織を破壊することはないため、ダメージは0です。
まとめ
そもそも目的が違います。縮毛矯正は先天性のうねりをまっすぐにするもので、髪質改善は傷んだ髪を綺麗に見せるものです。
縮毛矯正にトリートメント効果はありませんし、髪質改善に髪の形状を変化させる効果はありません。
根元からうねりが気になるようであればくせ毛の可能性が高いので縮毛矯正が、
根元はまっすぐなのに毛先へ行くにつれてうねっている、パサつきが気になる、といった場合は髪質改善が効果的です。
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Akiko