【美髪化計画】白髪染めによるハイダメージした髪を美髪に導く

2021.6.20

美容室Lilyスタイリスト：お客様の声・施術例, 高塩　貴史, 髪の傷みにお悩みの方へ

高塩

どうも！初めましてLilyの高塩です！

先日、このような状態のお客様がいらっしゃいました。

お客様

今まで全頭に毎回白髪染めをしていたせいか髪の毛がかなり傷んでしまい、中の方は切れてしまっている。これって綺麗になりますか、、、？

そもそも白髪染めって薬剤のパワーが強いんですよね。

なぜなら、白い部分をしっかり染めるためにキューティクルをしっかり広げ、中に色素をグーんっと入れていく施術だからです。通常のファッションカラーよりもダメージはしてしまいます。

そして白髪染めは一度しっかり染めれば落ちる可能性はかなり低いんです。そのためのパワーのようなものなので。

それを毎回全頭にやっていたら、それは傷んでしまいます。

とりあえず、現状を見ていきましょう。

Contents

1 【Before】今の髪の毛の状態
2 【After】１回目の施術
3 今後の美髪に導く施術内容
4 市販と美容室の白髪染めの違いについて
5 メニュー表
6 ご予約方法
7 この記事を書いた人

【Before】今の髪の毛の状態

確かに中の方をめくっていくと断毛（ダメージなどにより毛が切れてしまう）してしまっています。

そして髪質的にもすごくダメージを受けやすい髪質なので、デリケート。

僕からの提案としては

高塩

今後は根本だけをリタッチして白髪を染めていき、全体は髪質改善ヘナトリートメントで色味を落ち着かせながら、長い目できれいにしていきましょう！

全体の色味はアッシュ系がいいというオーダーでした。

ということで、今回はまず色味の調整をしっかりしたかったので、毛先の方はファッションカラーで落ち着かせてアッシュ系に今後もしやすい状態にしていきます！

【After】１回目の施術

高塩

ひとまず、明るく抜けてしまっていた色をしっかりと落ち着かせて、根本の白髪はしっかりと染めていきました！

ですが、毛先などはもちろんまだダメージが残っていますし、断毛してしまっているところが急に伸びてくるわけではないので本当に１年単位で見て髪質改善を行なっていきます！

髪の毛って１回傷んでしまうと一生治りません！伸びてくるのを待つしかありません。

なので、美容師側もそのことをより肝に銘じて、提案をしていかなくてはいけません。やはりダメージしてしまうと毎日の扱いが手間になってしまうことも多々あります。

今後の美髪に導く施術内容

高塩

今後は根本だけ白髪染め、毛先は髪質改善ヘナトリートメントでダメージをなくして色味だけ毛先を調整していく形にしましょう！

ダメージをまっさらにするというのであれば、ボブくらいにすれば一気に良くはなるのですが、ロングのままがいいということでこの施術を繰り返しながら、毛先を徐々に切って傷んでしまっているところをなくしていく。

という流れでやっていこうと思います。

美髪は美容師さんの提案次第で遠ざけることも近づけることもできます。

しっかりとお客様の「これはいい」「これは嫌だ」という要望を聞きながら１番最善な解決策を見つけていきましょう♪

そのために僕はしっかりとカウンセリングのお時間を頂戴しております！

市販と美容室の白髪染めの違いについて

ここまで白髪染めのダメージというのを話してきましたが、そもそも白髪染めはダメージはあるけど、決して悪というわけではありません。

白髪に悩まされる方にはどうしても白髪染めをしなくてはいけません。

しかし、これも使い方と提案次第ではそこまでのダメージをさせず、綺麗な美髪を楽しめる髪にすることは可能です。

そしてこの話をすると絶対にあがってくる話題は

市販と美容室の白髪染めの違い

高塩

では何が違うのか？解説していきましょう！

主な違い

・薬剤のパワー

・ムラになるかならないか

・薬剤の選定ができるかできないか

１つずつ解説していきましょう。

薬剤のパワー

市販の白髪染めは「誰でもどんな状態でも白髪を染めることができる」

白髪染めの原理としては一度アルカリ剤によってキューティクルを開き、染料を髪の中に入れていく。という仕組みです。

市販の場合このアルカリ剤のパワーが強いこととどうしても安価なものになるためダメージがしやすい成分が美容室の白髪染めよりも含まれていることが多いです。

ムラになるかならないか

個人的には１番これが大きな問題ですね。

どうしても自分で塗るのはめちゃくちゃ難しいんですよね。そもそもムラになると何がいけないって

次回以降の施術に大きな影響がでるんです。

例えば、縮毛矯正をしようと思った時にムラがあると１部分だけすごくダメージしていて、同じ薬で塗ってしまった時ビビリ毛になってしまう、なんてことも全然あり得ます。

あとは明るくしたときに一部分だけ黒くなっちゃうとか。

セルフでやる白髪染めの１番怖いところはムラです。

薬剤の選定ができるかどうか

これも結構重要で、色味を調整したり、ダメージによって塗り分けたりもします。

ただ、市販の白髪染めの場合はそうもいきません。

薬剤の選定は上記に挙げたムラにも大きく起因してくるので、重要なのです。

僕ら美容師は髪の状態を見て塗り方や薬剤を決めていきます。

以上が市販と美容室の白髪染めの大きな違いになります。

単純に僕らのお金儲けとかそういうのではなく、しっかりとした市販との違いがあるんです笑

では今後のこのお客様の髪の変化をお届けしていきますので、お楽しみに！

高塩

絶対に美髪にします！

メニュー表

現在たかふみはモデル料金にて特別価格でご提供しております！
・カット:2200円
・カラーリタッチ:4400円
・全体カラー:5500円
・美髪カラー:9900円
・美髪トリートメント:5500円
・美髪縮毛矯正:19800円
・ヘッドスパ(15分):2200円
・ヘッドスパ(30分):5500円