オーガニックだから安心?
2017.6.18
Lilyアンバサダー:Akiko
こんにちは!Lilyケアリストの直井晶子です!
Contents
化粧品選び、オーガニックという言葉に踊らされていませんか?
オーガニックだから…
天然成分だから…
未だに “自然由来=安全” みたいなことを耳にします。
そもそもオーガニックの規定なんてない
まず第一に、日本では化粧品にオーガニックに関する規定はないから、極端な話なんでもオーガニックと言えます。
自然由来も然り、大きなくくりで言えばどんな成分も元はといえば自然から抽出しているもの(石油だってそう。)であり、そこからさらに化学的に分離したりしてるわけだから、違和感があるかもしれないけど自然由来じゃないものなんてないといえるのでは?という私の持論。
プラスチックだって、主原料は石油であり、その大元である原油は生物などの死骸が化石化、そしてプランクトンや地熱により分解されて原油になるそうです。その原油が精製されて石油に。そしてプラスチックへ。ほら、元は自然界のものじゃない。という持論です。
『合成〇〇』は悪?
“天然=良”
“合成=悪”
みたいな風潮が未だにありますがそんなことはないし、どうしても甲乙つけるのであればむしろ合成の方が安全。
わかりやすく香料で説明していきます。
天然香料(精油)と化学香料で比較↓↓↓
天然成分とは?
天然香料(精油)は簡単に言うとこんな感じ
植物から色々な方法で成分を抽出します。つまり、植物に香料成分を成分を凝縮された液体を絞り出しているわけです。
もちろん濃度も高いため効果は抜群ですが、良し悪し区別せずに凝縮しているので不必要な成分もあり、それに反応するリスクもあります。
代表的なもので言うと柑橘系の精油。特にレモンなどですが、光毒性のある成分を含んでいるため、肌への塗布には注意が必要です。間違えても朝、外へ出る前に肌へ塗布するなんてことは持っての他。効果が高いがその分リスキーなのが天然成分。
合成成分とは?
合成香料は簡単に言うとこんな感じ
精油から、さらに特定の成分を精製(ただし、100%ではありません)、そしてそれを組み合わせることができます。
つまり、不必要な成分によるリスクを軽減できる!ということ!
そう考えると別に合成だからよくないとか、もしろ逆じゃ…なんてなりますよね
天然には天然の、合成には合成の良さがある
ただ、ひとえに『天然=悪、合成=良』と言えるものではありません。
天然は効果が高い
上記にある通り、天然のものはリスクを伴います。
しかし、その分効果の高い成分も凝縮されているので効果は高いです。
ハイリスク、ハイリターンなのが天然成分の特徴です。
合成は安全性が高い
全てにおいて言えるとは限りませんが、上記の通り、必要なものだけを抽出することができるので、不要なものによるリスクが軽減されます。
ただ、濃度が低くなってしまったりするために効果は天然のものに比べるとかなり劣ります。
ローリスク、ローリターン。
アレルギー体質の方、肌が敏感な方は効果が少しでも安全性を意識してそういったもののチョイスがいいかもしれませんね。
【オーガニック】はただのイメージアップ
食品ではオーガニックの規定があります。しかし化粧品には規定がない。
化粧品では食品のそれにあやかってイメージアップのために謳っているだけにすぎません。
実際はオーガニックだから安全と言える根拠は何もないし、リスクも伴うものです。
自分には何が必要なのか、どんなものに敏感でどんなものがあっているのか、
試さなければわからないことばかりですが、異常があったら即中止、そのまま使い続けるのは何にしても危険なので気をつけて!
ましてや『オーガニックだから大丈夫、そのうち良くなる』なんて確証は絶対ないので要注意ですよ!
【オーガニック=安全】ではありません。
溢れる情報の中、嘘に騙されないように気をつけて!
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Akiko