新米美容師の小言【学生時代に美容室で不快に思った経験を活かす】
2018.1.12
美容室Lilyスタイリスト:木村 賢司
どうも、表参道で美容師をしている木村です。
今日は僕が学生時代に美容室で不快に思った経験から学び、サロンワークで絶対にしないように心がけていることをお話しようと思います。
不快だった経験
学生時代の夏休み、大阪から東京に遊びに来たのでせっかくならと某有名サロンに予約して髪をお願いしに行ったのですが、
カウンセリング中、髪の状態を見ながら
「これ前どこで切ったの?ひどいなぁw」
と。
この一言で僕の心は離れました。
前に切ってもらった美容師さんは本当に一生懸命で丁寧で心のこもった仕事をしてくれました。
仕上がりがどうであれ、僕はそんな素敵な思いを持って働かれている美容師さんに価値を感じて喜んでお金を払っていました。
どんな仕上がりになろうとそういった美容師さんに髪を任せるのは本当に気持ちが良くてまたお願いしたいなと思えるのです。
その思いを踏みにじるように嘲笑いながら放つ一言に僕はただただガッカリしました。
上手かろうが下手かろうがどうだっていい。「この人に切ってもらいたくない。」と思ったわけです。
だからこそ、お客様の髪の状態がどうであろうと絶対に批判はしません。
想いを込めて切ったのであれば、染めたのであれば、それはとっても素敵なこと。
だから僕はそんな想いを踏みにじる発言はしないように気をつけています。
小さなことかもしれませんが、積小為大。
お客様が不快に思ってしまう可能性が少しでもあるのであれば、取り除いていかなければなりませんね。
もっともっと深い部分まで気づけるようになりたいからもっともっとアンテナ張ってかなきゃ。
まだまだ頑張るぞ。