最近問い合わせが多い くせ毛縮毛矯正の失敗「ビビリ毛」についてまとめてみた
2016.6.22
Lilyくせ毛マイスター:くせ毛の悩みに, 野坂 信二, 髪の傷みにお悩みの方へ
どもー
Lily所属 くせ毛カットと縮毛矯正が得意な
【くせ毛顧客率99% くせ毛専門美容師】くせ毛マイスター のっち です♪
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Contents
ビビリ修正
まずは こちらを
ビビリ毛とは
もう超絶かんたんに言ってしまえば
「髪の原型を保っていられないほどの 過度な負担をかけられた髪のこと」
です
こんな感じに、、、
わかるかな? チリチリ ジリジリした感じが
写真だとわかりづらいんだけど 実際はかなりひどい状態で
触ってもザラザラして 刺激が加わると 簡単に切れてしまいます
そもそもビビリ毛とは直せるもんではない
僕自身【ビビリ修正】なんて言ってるけど
ビビリ毛とは 直せるものではありません
語弊の出やすい表現だけど
今の所 これより適切が表現がないので こうしてます
ただ ビビリ修正を希望する方には
事前にカウンセリングをして 最低限以下のことを説明します
- これに至った原因
- 傷んだ髪は治らないということ
- ビビリ修正をすることによるリスク
- 今後のケアについて
こんな感じにね
ただこれは最低限伝えることであって
他にも その人に合わせていろんな話をしていくことが多いです
ビビリ毛という現象は同じでも その背景はひとそれぞれ異なるためです
ちょっと最低限のことだけでも ちょっと詳しく説明していこうかな
1.これに至った原因
なぜこのようになったのか???
された方にしたら「あの美容師のせいでっ!!!」ってな気持ちが強いかもしれないけど
100%そうであるとは 限りません
よくある原因は 自宅でのセルフ白髪染め です
身に覚えのある方 多いんじゃないでしょうか?
縮毛矯正とカラーとは 相性が悪いのですが
上手に組み合わせれば 心配する必要はありません
縮毛矯正とは
髪質やクセの強さ そして髪のダメージ状況に合わせて
使用する薬剤を決めていきます
無論 そこにはカラーで受けるダメージも加わってきますが
それをセルフでやっている場合
染まりムラと同時に ダメージムラもできてしまいます
これが 自分で 自分のタイミングでできてしまうセルフカラーだと
頻繁に染めてしまう人も多く 10日前後で染める方も多いです
気になる顔周りは これでもかってくらい大量に塗る方も多く
その過度な塗布は さらなるダメージへと直結しています
加えてグレイ世代は 髪も脆くなっているので
拍車をかけて これでもかというくらいリスクを
知らず知らずに積み重ねているんです
この見極める能力も含めての 美容師の技術力だと のっちは思いますが
セルフカラーを頻繁にしている髪を
綺麗に縮毛矯正をかけることができる美容師は少数
傷んで当たり前という 気持ちでいた方がいいのかな と思います
自分にとっての セルフカラーの価値を
もう一度見直しましょう
2.傷んだ髪は治らないということ
ブログを読んでいる方にとっては 今更すぎることですが
髪の毛は もともと死んだ細胞なので
皮膚のように治癒するチカラはありません
自分じゃできないのなら 外から栄養(トリートメント)を入れたら?
と 思うでしょうが
それも 髪の毛を修復させる効果はありません
トリートメントをして 治った気がするのは
そんな気がするだけ
不必要なトリートメントは むしろ髪を傷めてしまう原因にもなりえます
傷んだら治らない髪だからこそ 「傷めないこと」が大切なのです
髪を傷める原因の第1位はどう考えても 僕ら美容師
カラー パーマ 縮毛矯正 何をしても傷んでしまうもの
その中で できるだけ最小限にと 足掻いてくれる美容師さんを見つけましょう
3.ビビリ修正をすることによるリスク
ビビリ修正・修繕をどのようにやるのか
それは その上からもう一度縮毛矯正をやるのです
そう とっくに限界突破している髪の毛に対して
もう一度 縮毛矯正をするということは 大変なリスクをはらんでいます
言ってしまえば 「髪の整形手術」
どうやっても直すことのできない髪の毛
なら 強制的に髪の毛の形に戻して固めてしまおう というモノ
あんまり良く聞こえないですよね?
そう 全然良くないんです
これは他に打つ手がない場合のみに 発動する最終手段なのです
最善の選択は 切り落とすこと
でも根元の方からビビリのある髪の毛なんかには
「切り落とす」なんて手段は容易にできるものではないし
そうでない場合でも 場合によっては
それが最良のタイミングであるとは限らない
そういった場合の延命措置が「ビビリ修正」だと思っています
この最終手段の延命措置のリスクをまとめていくと…
- 現状より良くなるとは限らない
- ましてはもっと悪くなる可能性も十分あり得る
これに限ります そう失敗のリスクです
通常の縮毛矯正とは大きく異なり
ストライクゾーンが極端に狭く それは針の穴に通すような精度が必要になるし
もうそもそも技術でどうこうなるものではないほどの
重度のケースも非常に多いです
そして「成功」したとしても
それは痛む前の健康な髪には戻らないと思ってください
綺麗になったとしても それは似て非なるもので
一見すれば綺麗でも 手触りがガサついていたり
髪が硬くなってしまっていたり 濡れるとゴムみたいになってしまったり
髪は傷んだら治らない
見た目はなんとか誤魔化せたとしても 今までの髪と違うと
誰よりも感じるのは あなた自身でしょう
4.今後のケアについて
まず自分の髪が 特殊な状態であることを 認識すること
これが 第一歩
そして その改善のためには
その特殊な状態に合わせた 適切なケアが必要であるということ
このような髪のケアに精通していない 美容師のヘアケアが正しいとは思わないでください
高級なシャンプーやトリートメント サロントリートメントが有効だと思わないでください
ネットの口コミや広告宣伝 探せばすぐに見つかる情報が自分に合っているとは思わないでください
こんな梅雨時期は問い合わせが爆増します そのワケとは?
今のような 湿気が急激に上がり出す季節は
このような縮毛矯正の失敗の問い合わせが急増します
そのワケとは?
単純に美容室側がキャパオーバーな予約を取ることにあると思います
縮毛矯正は 他の施術と比べても
繊細なコントロールが必要になるのですが
自分の裁量の範囲内での仕事ができていないため
細かい部分も 未熟なアシスタント任せ
アイロン処理もアシスタント任せ もしくは アシスタントと二人でやったり
最悪なケースは
施術ごとにかわるがわる たらい回しにされた
という話もよく聞きます
「担当」とはなんなのでしょうか?笑
はじめは 美容師からのビビリ修正依頼のサロンワーク記事の予定でしたが
いつも通りの脱線記事になりました
今日はこんなん。ほいじゃね♪
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野坂 信二