美容師がオススメするシャンプーと市販のシャンプーの違い
2017.6.2
Lilyアンバサダー:Akiko, 自宅での美髪ケア, 髪の傷みにお悩みの方へ
こんにちは!Lilyケアリストの直井晶子です!
美容室でシャンプーをオススメされたけど…
実際何が違うの?と思われる方も多いのではないでしょうか?
シャンプー比較
それぞれでいろいろな差はありますが、やはり一消費者として気になるのは金額の違いではないでしょうか。市販のシャンプーと美容室で販売しているサロン専売品のシャンプーとでは金額がかなり変わってきます。
金額の違い
シャンプーを作るにあたり、いろいろな面で費用がかかってきます。その中には材料費はもちろんですが、開発費用や広告・宣伝費なども含まれます。
市販のシャンプーなどで、よくCMを見るもの、広告を見かけるものはそれだけそこに金額がかかってしまっているということになります。(視聴率10%の番組で15秒の場合、枠だけで約150万円程度;CM料金っていくらくらい?より)
つまりは、それだけ材料費の占める割合が小さいということにつながります。
配合される成分の違い
安かろう悪かろうではないですが、やはり安いもの、となってくると使えるものに限りがあります。高級なものを使うにしても配合量が極わずかになってしまうのは必然です。
化粧品に分類される物は、全成分を配合量の多い順に記載しなければならないという決まりがありますが、1%以下のものは順不同の記載でいいことになっています。
詳しく順序を説明すると、
全成分(着色剤は除く)のうち1%よりも多い成分(配合量の多い順)、1%以下の成分(順不同)、着色剤(順不同)
となっています。(防腐剤などに関してはキャリーオーバー成分とされ、記載の必要がない)
わかりやすいものだと、化粧水があります。コラーゲン配合という化粧水。成分表を見てみると、それなりに上の方にコラーゲンの記載があるにも関わらず、かなりお安い値段設定になっているものがあります。実は、化粧水の8〜9割が水とエタノール(アルコール)でできていて、残りの成分は微々たるもの、なんてこともざらにあります。例え0.001%しかコラーゲンが含まれていなかったとしても、1.00%のものよりも上に書いていいのです。
こうすることで、安いにも関わらずいかにも効果がありそう、な感じになるのです。
金額は高くても、サロン専売品の方がそれだけ内容にこだわりを持てる、ということです。
高ければいいわけではない
ただ、気をつけなければならないのはサロン専売品ならなんでもいいわけではない、ということです。
成分にこだわっている、ということはそれだけ【こういったニーズに合わせたシャンプーを作る】という的を絞った商品開発ができている(市販のシャンプーは誰が使ってもいいように、というようにターゲット層が広いので何かに特化したシャンプーではない)ということです。なので、自分に合わないシャンプーを使うようであれば下手をすると逆効果になってしまうことも起こり得ます。
シャンプーを選ぶのに、髪のダメージに悩んでいるのであれば、そもそもそのダメージは何のダメージによるものなのか、どんな対処法なら緩和されるのか、など考慮すべき点はたくさんあります。それを診断してくれるのが美容師です。
美容師さんがオススメしてくれるものの方がいい、というのは、自分ではその診断ができないこと、診断した上で商品を選ぶことが大切になるからです。診断をしてもらいそのニーズに合わせた商品を選んでもらうことで、髪が扱いやすくなったり悩みが緩和・解消されたりにつながります。
金額の違いはあれど、毎日のように使うものですからそれを変えるだけでも自分の髪に自信が持てるようになってくると思いますよ♪
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