縮毛矯正しててもパーマはかけれますか?
2015.10.29
こんにちは!
くせ毛、縮毛矯正、ヘアケアの専門特化集団 表参道・青山の美容室Lily/リリィ代表
美容家の柳本です^^
縮毛矯正しててもパーマをかけれるか?
すなわちそれは、
イヤなクセは縮毛矯正で綺麗に伸ばしたいけど、毛先にはフワフワパーマがかけたいの♪
という女性の切なる願いなわけですね。
が、実際問題として縮毛矯正をかけている髪にパーマをかけるのって、正直かなり難しいのです汗
なぜなら1度真っすぐにした髪を、もう1度曲げることになるので、かなりの負担が髪にはかかってしまいます。
しかも縮毛矯正って綺麗に真っすぐになっているので、あまりダメージがないように見えてしまうのが、1番の落とし穴
ダメージがないと思ってパーマしたら。。。
大失敗!!
なんていう経験、美容師の皆さんなら1度や2度は経験されているのではないでしょうか?
それほど難しい技術のため、縮毛矯正にパーマをかけて失敗するという事例は後を絶ちません。
僕自身、この髪なら絶対大丈夫!
というような状態の髪でなければ、かけないことがほとんどです。
というかそんな痛んだ髪にかけたくないです笑
そのためにはまず、パーマをかけても大丈夫なだけの、余裕のある髪の状態にしていかなければなりません。
その状態になって、初めてパーマをかけれると思ってください。
Before
この髪の状態でも、パーマをかけるには正直余裕がある方とは言えません。
一応かけれますよ!という状態です。
ちなみにこの方は過去に、縮毛矯正でガッツリと根元が折れてしまった方です。
ある程度綺麗に見えていても、実はかなりの潜在的なダメージを抱えています。
この髪の長さで縮毛矯正をすると、コテは必須です。
しかしご本人的には毎日コテは巻いていないとのこと。
それならかけた方が、見た目的にもお手入れ的にも、全然いいと思うので、ストカールをしていくことに!
ストカールですので、根元のクセは縮毛矯正で綺麗に伸ばしていきます。
そして毛先にはパーマでカールをつけていきます。
パーマにもこだわりが色々とあるのですが、それはまた今度♪
いつものようにドライヤーでパーーっと乾かして完成です。
After
パーマをかけることにより、かなり印象が華やぎましたね^^!
毛先にカール感があるだけでこれだけ雰囲気が激変します。
お手入れも乾かすだけでこの状態になってくれるので、かなり楽チンになりました。
いやー、それにしても本当に良くなった!!
ただの真っ直ぐなだけでは、このようなオシャレ感が出ないので、イヤなクセは綺麗に伸ばして、毛先には程よいパーマのストカール。
これは僕自身しばらくハマりそうです♪
柳本 剛