カラーしてても素髪になれますか?
2016.1.16
Lily 代表:柳本 剛, 髪の傷みにお悩みの方へ
こんにちは!
くせ毛、縮毛矯正、ヘアケアの専門特化集団 表参道・青山の美容室Lily/リリィ代表
美容家の柳本です^^
久しぶりに読者の方からの質問コーナーいってみましょう♪
お尋ねします。
シャンプーで素髪に近づけるということですが、ヘアカラーした髪でも有効でしょうか?
ヘアカラーが早く取れやすくなったりということは、ないのでしょうか?
以上唐突ですが、よろしくお願いいたします。
確かにそう思いますよね!
ごもっともなご意見だと思います^^
カラーした髪でも問題ありません♪
その理由を話す前に、「ヘアカラーが早く取れやすくなったりはしないか?」という質問に対してですが、その答えは、
カラーは早く取れます!
というのは、カラー直後の色というのは、本来のカラーの色ではないのですね。
表面にくっついているカラー剤もあるので、その表面に付着しているカラー剤が落ちた時初めて本来の色が出てくるといったイメージです^^
ですので、シャンプーするとその表面のカラー剤は流れ落ちます。
当然洗浄力が高いシャンプーの方が、表面に付着しているカラー剤は早く流れ落ちます。
だけど、ここで勘違いしていけないのは、
「洗浄力が強いシャンプーはカラーの色落ちが早いという勘違い」
髪の表面に付着しているカラー剤は、シャンプーの洗浄力によって落ちる早さは変化します。
しかし、表面に付着しているカラー剤が落ちた後の、本来のカラーの色味に関しては、シャンプーの洗浄力と、カラーの落ちるスピードに基本的には因果関係はないと思っています。
なぜならシャンプーは髪の表面の汚れを落とすからです。
髪の中までシャンプーが洗浄してしまうなら別ですが、そんな事してしまったら髪の毛スカスカになっちゃいますし、あっという間に色も落ちしてしまうはずですからね^^
それにいくら洗浄力が強いと言っても、シャンプーレベルでの洗浄力というのはたかが知れています。
なので、シャンプーは髪の表面しか洗えないということが大前提ならば、髪の中の色は基本的には抜けないという事になりますね。
基本的にはというのは、これはある程度「キューティクル」が存在する場合の話だからです。
ダメージが進行し、キューティクルまでボロボロになってしまった髪には、この考えは通用しません。
あくまでキューティクルが存在し、シャンプーの洗浄成分が髪の中に入っていくことが出来ない事が前提です。
カラーの色持ちって何が違うの?
また別の機会にお話ししたいと思いますが、カラーの色味の持続力は、カラーのやり方次第なのです。
要するに、カラーをする美容師さんの力量次第です。
上手にカラーをすれば、しっかりと長持ちするカラーを楽しむ事が出来ますし、正しいカラーの方法でなければ、色落ちの早いカラーとなってしまいます。
カラーの色落ちの早さはシャンプーなどのヘアケアの問題ではなく、カラーの方法の問題という事です。
素髪に導く専用ケア
というわけで前置きが長くなってしまいましたが、
『シャンプーで素髪に近づけるということですが、ヘアカラーした髪でも有効でしょうか?』
に関してですが、素髪に近づけるのにカラーしているも、していないも関係ありませんのでご安心下さい^^
素髪とは、すっぴんにした髪に基礎化粧を施した状態を指します。
そのすっぴん状態に導くためには、素髪専用のヘアケアを使用するのがベストです。
素髪専用ヘアケアを続けるだけで、髪は自ずと素髪状態になっていってくれます。
現在僕たちは、『理想の素髪専用ヘアケア』の開発に注力しています。
髪の事でお悩みの方たちが、理想的な素髪によって人生が変わるくらいの感動を!!
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柳本 剛