伊勢神宮への正式参拝 『地獄編』
2014.2.19
やって参りました、地獄編!笑
まあ、まずはこちらの写真をご覧下さい。
あきらかに小学生の時に行った、
少年自然の家の集団部屋と一緒ではありませんか!!
間違いなくいい予感はしないですよね( ̄ー ̄;
ここに屈強なる男達4人が相部屋をします。
このような部屋が8部屋ほどあり、
ここに集められた総勢20名ほどの様々な男女が、
これから起こる苦行を一緒に乗り越える仲間となるのです。
その苦行とは。。。
禊(みそぎ)でございます。
禊とは(Wikipediaより)
神道用語で2つの意味がある。
- 神道で自分自身の身に穢れのある時や
重大な神事などに従う前、又は最中に、
自分自身の身を氷水、滝、川や海で洗い清めること。
類似した水垢離(みずごり)と呼ばれるものがある。用例は万葉集より
「君により言の繁きを 故郷の明日香の河に禊しにゆく」 - 禊祓(みそぎはらえ)の略。
俳句や短歌などでは、夏の季語に用いられる。
分かりやすく言うと、男性はフンドシ一丁で川の中に入り、
身を清めるということです。
これを伊勢神宮という、
最も素晴らしい場所で行うことが出来るのです!
しかしですよ?
さきほどの説明をもう一度よく読んでみて下さい。
禊祓(みそぎはらえ)の略。
俳句や短歌などでは、夏の季語に用いられる。
よくよく読んでみて下さい。
夏の季語に用いられる。
夏の季語
夏 と書かれていますよね?
えっと。。。
今は何月でしたでしょうか??
ちょうど伊勢神宮へ行ったのが1月末。
完全な季節外れ( ̄ー ̄;
しかも関係者のお話では、1月末は「寒の水」と言って、
1年で最も水が冷たいらしいです(°д°;)
その最も冷たい川に、これからぼくたち20名は果敢にも
挑む事になったのです(T▽T;)
さらにとっておきなのは、冷たい冷たい五十鈴川に入る時間!
なんと夜中の21時過ぎ!!!
もうなんの嫌がらせなんでしょうか(/TДT)/
1番寒い季節に、1番寒い川に、1番寒い時間帯に、
真っ裸で、数分間もの間、首まで水につかるのです。
美容家、死ぬかもしれないと本気で思いました。
川に入る直前、これ以上の恐怖はないと、
夢なら覚めて欲しいと必死に願いましたが、
無情にもこれが現実でした。。。
五十鈴川に入り、予想以上の強烈な冷たさで、
意識が飛び、このまま川に流され、
川の藻くずなるかと思いました笑
たった数分間の間でしたが、何時間のようにも感じるほど、
それは長く長く険しい道のりでした(-。-;)
しかも!!
この状態の中、皆で仲良く歌をうたうのです!!笑
リズム良く♫
「いす~ず~がわ~
きよ~き~なが~れに~」
なんて調子でゆ~~っくり歌うのです!
繰り返し、、、
3回もヽ(;´ω`)ノ
意外に周りの方は平気そうだったのですが、
美容家はガクガクブルブル(((( ;°Д°))))
死ぬかと思いました。
この時ばかりは、本気で脂肪が欲しいと切に願ったものです。
ただ、ガクガクブルブルと
ビビってばかりの美容家ではありません!!
失いそうになる記憶の中、これだけは願おうと決めていた、
お客さまの幸せと繁栄、スタッフの幸せと繁栄。
この想いだけは必死に願っておきましたので、
お客さまと共に働くスタッフはおそらく幸せになるでしょう笑
ならなければ、この苦行の意味がないですからね汗
この苦行を終え、美容家は一皮むけました!!
苦行を乗り越えた後にみんなで見る、
伊勢の朝日は美しかったです(*゚ー゚*)
この苦行、是非スタッフ達にも体験してもらいたいですね!!
真冬の五十鈴川で( ̄ー ̄)ニヤッ
苦行を共にした、素敵な仲間達です(-^□^-)
柳本 剛