天空の庭園『アウヤンテプイ』
2013.6.24
地球最後の秘境と呼ばれる、
南アメリカ大陸北端地域に広がるギアナ高地には、
数多くのテーブルトップマウンテン(頂上台地)がある。
テーブル状の地形は周囲650kmに渡って広がっており、
総面積にして東京23区を上回る広大なものである。
そこに雲がかかると、まさに天空の庭園のようになり、
ラピュタワールドに通じるわけなのである。
その中で最大の規模を誇るものが、
標高2560メートルのアウヤンテプイである。
雲のかかっていない状態のアウヤンテプイ
アヤウンテンプイは一年中深い霧に覆われている。
その為この絶景が発見されたのは、1937年と割と遅い時期で、
しかも偶然発見されたのだそうだ。
現在は世界遺産に登録されている。
アウヤンテプイから流れ落ちるその滝は、
落差がありすぎる為、
滝下部では水が拡散してしまい滝壺が無いという。
柳本 剛