取れないカールの作り方
2016.12.11
Lilyアンバサダー:Akiko, 髪の傷みにお悩みの方へ
Lilyケアリストの直井晶子です!
朝、折角綺麗に巻いたのに夕方にはカールが取れて…なんて経験ありませんか?
原因は髪質では無くアイロンの温度かもしれません!
冷める時にかたまる
髪は鉄と同じで、熱いうちに成形され、冷えていく過程で徐々に形がついていきます。
なので巻いた後はしっかり冷ますのが重要なポイントです!
実際、アイロンを高温にする事に大して意味はないです。
もちろん、高温でやれば髪の温度が一気に上がるので時短にはなりますがそれはたくさん練習して、それだけの経験がある美容師さんがやるならの話です。あんなに早く巻いたりセットしたり出来ないですよね?
巻いたりするのに時間がかかる(アイロンにあたる時間が長い)なら、低温でもしっかりと熱は伝わるのでそんなに高温にする必要性はありません。
高温になればなるほど形がつくのに時間がかかる
例えば、80度と50度のお湯を同量用意して先に30度まで温度が下がるのはどちらか、という実験をしたら当たり前ですが50度のお湯の方が早く冷めますよね。
髪にも全く同じ事が言えます。180度まで上がった髪と120度まで上がった髪、早く冷めるのは120度まで上がった髪です。
高温でカールを作ったあと、しっかりと冷ませていますか?
巻いて終わり、ではすぐに取れてしまいます。しっかり冷ます過程を考えれば温度は低い方がダメージ軽減だけでなく時短にもなりますね♪
冷ますという工程が実は凄く重要で、この工程をしっかりするだけで仕上がりやカールのもちがかわりますよ!
Akiko