自分を守るのは自分!嘘の情報に騙されない為に☆
2016.12.27
Lilyアンバサダー:Akiko, 髪の傷みにお悩みの方へ
Lilyケアリストの直井晶子です!
現代に溢れる膨大な情報
現代には様々な情報が溢れていますね。なんと、1日に作られる情報量は5エクサバイトもあるそうです!
。。。。。いやいや、エクサバイトってなんぞやって話ですね。
情報量の単位は小さい順に
ビット、バイト、キロバイト、メガバイト、ギガバイト、テラバイト、ペタバイト、エクサバイト、ゼタバイト、ヨタバイト
となっています。
1キロバイト=1000バイト、、、となっているのでエクサバイトは馴染みのあるギガバイトで表すと1,000,000,000ギガバイトですね
つまり、5エクサバイトは64GBのiPhoneが78,125,000台分です。よくわからない!笑
なんでも、『今までの歴史上、人類が話した全ての言葉』と同じ量だそうですよ!なんかもう、わけわかんないですねっ!
話しがのっけからそれにそれまくってしまいましたが…
【なんでもすぐに知ることができる】というメリットの反面、【誤情報の多さ】というデメリット付き。多大な情報の中で生きている私たちは、情報の正誤を自分で見極める必要があるわけです。
誤情報を見極める
誤情報に騙されないようにするためにも、最低限知っておくべきことがこちら。
・髪は治らない
・(カラー剤)医薬部外品は大なり小なりダメージを負う
・化粧品には、髪を清潔に保つだけでそれ以上の効果はない
ここで言う “化粧品” とは法律の分類によるもので、今回は主に半永久染毛料・一時染毛料や一部のシャンプーなどを指します。
カラー剤の種類について、詳しくはこちらへ
区分の見方
商品の外箱(商品本体には記載されていないケースが多い)、商品名か成分表示の下に記載されている事が多いかと思います。
手元に外箱の残っている化粧品が無かった(´・_・`)
簡単に、かなりざっくり説明すると、
医薬部外品は、薬剤の効果で何らかの変化(ヘアカラーなど)をもたらしたり、防止・衛生を目的としたもので、医薬品に比べ効果・効能が比較的緩和な物。
化粧品は、清潔にする、美化する、魅力を増す(メイクなど)といった事を目的としたもので、医薬部外品に比べ効果・効能が比較的緩和な物。
効果・効能の強さにより分類され、強い順に
医薬品>医薬部外品>化粧品 となります。
髪は死滅細胞で、修復能力はないので、現代の技術で治ることはまずありえません。なので“髪が治る”というワードが入っていたら誤情報の可能性がかなり高いです。
カラー剤は一度髪表面のキューティクルを広げる必要がありますが、これが完全に元通りに閉じることは不可能です。なので、“傷まないカラー(パーマや縮毛矯正も)”というワードが入っていたら誤情報の可能性がかなり高いです。
化粧品は見た目を整えるので一見綺麗になったようには見えますが、根本的な解決にはなっていません。なので、“治る!綺麗になる!”というワードにも要注意です。
嘘を見極める!
まず、髪について蘇る・修復する・治るは、現在の技術ではあり得ないので信じないこと。
その上で、市販のカラー剤などのダメージレス・傷まないといったワードについては医薬部外品なのか、化粧品なのかをチェックする事で見極める事ができます。
カラー剤であれば傷むことは間違いないのですが、
ヘアマニキュア(半永久染毛料→化粧品)だから傷みが少ないと思って使用したのに、(実は医薬部外品で、永久染毛剤が含まれていたので)凄く傷んだ!
という事を防ぐ事が出来ます。
その逆も然り、補修効果を謳っているにも関わらず化粧品に分類されているのであれば効果はあまり期待出来ません。補修効果を期待するのであれば医薬部外品を選びましょう。
甘い謳い文句に騙されない!
次は【嘘ではないが…騙された!】となりがちな情報についてです。
注意したいワードはこちら
・綺麗
・ツヤツヤ
・サラサラ
一見すると“髪が治る” “ダメージレス”と勘違いをしてしまいそうなワードですが実はそうではないんです。
ツヤツヤ、サラサラ、綺麗は見た目の問題であって、実際の髪自体の状態の話ではないんです。
シャンプーやトリートメントでこんな効果を謳っているものがたくさんありますが、これは髪自体を綺麗にしているのではなく、表面をコーティングしてそう魅せているだけなんです。サロントリートメントも然りですね。
一時期ノンシリコンシャンプーが流行りましたが、流行ったのは『シリコン (というコーティング剤)が髪に良くないよ』ってことだったんですね。ではノンシリコンシャンプーには入っていないからいいのか、というとそれはまた別なんですね。ノンシリコンというくらいだからシリコンは入っていませんがシリコンの代わりにポリマー(コーティング剤)が使われていたり…まぁ結局コーティング剤を使っているので変わらないんですけどね。
“あくまでも見せかけ”ということを理解して使う分には全く問題はないと思います。ただ、これを勘違いして利用してしまうと、「トリートメントすればいいや、と思ってカラーしたのに…」とか、「カラーで髪がツヤツヤになるって言われたのに…」と言ったような、悲しい事故になり兼ねないんです。
シャンプーでもトリートメントでもカラーでも、コーティング効果でツヤツヤとした綺麗な見た目やサラサラな手触りにすることは可能です。なので嘘ではないんですね。ただ、それは根本的な解決ではないですよ!ということをしっかり頭に入れておくことが大切です。
嘘ではないが魅力的な言葉ですね。こちらは特に、理解の有無で認識がかなり変わってくると思います。
後悔してからでは遅いです!後悔しないためにも、溢れる情報から正しい情報を見つけ出すための最低限の知識を知ることが大切ですね☆
Akiko