どうして自然乾燥はダメなの?〜髪のダメージと頭皮の臭い〜
2017.10.5
Lilyアンバサダー:Akiko, 髪の傷みにお悩みの方へ
こんにちは!Lilyケアリストの直井晶子です!
ブログやツイッターなど、至ることこで
『自然乾燥は本当にやめていただきたいです!』
と常々書いていますがそれについて詳しく書いていきます!
Contents
【理由その1】髪が切れる、切れやすくなる
そもそも髪が濡れている状態とは?
髪が濡れると若干キューティクルが広がります。それは保護する役割のものがもろくなっている状態です。
つまり、髪が濡れている状態とはとにかくダメージを負いやすい状態です。
摩擦に弱くなる
手のひらを合わせた時に乾いた手と濡れた手だと、濡れた手の方が滑りにくいように、濡れている状態は摩擦による力をもろに受けてしまいます。
髪一本一本は細く、神経などが通っているわけでもないので感じにくいと思いますが実はかなり摩擦を受けます。
髪同士のこすれ合い、枕などによる擦れ、櫛やブラシなどの引っかかりなどなど、とにかくいろいろなところで乾いている時よりも大きなダメージを受けます。
熱に弱くなる
健康な髪の乾いている時の耐えられる温度は約100度とされていますが濡れている状態だと約60度までしか耐えられません。
濡れていてはなかなか60度もの温度に上がることはないですが、半乾きでアイロンをしてしまう、などといったことがあるとハイダメージの原因になります。
髪は必ず乾かしてからアイロンを使用する。これは鉄則です。
乾かす必要があるのですが、実はドライヤーも高温になりやすいので近付け過ぎないなどの注意も必要です。
【理由その2】頭皮環境の乱れ、肌荒れ
濡れている状態は雑菌が繁殖しやすい
頭皮や髪の濡れている状態は、湿度、温度、ともに雑菌にとって増殖しやすい環境が整ってしまっています。
なので、そのまま放置しているとどんどん雑菌が増殖し…(O_O)
臭いの原因になる
雑菌が増殖するときに、臭い分子を放出します。それがいわゆる雑菌臭と呼ばれるもので臭いにおいです。
濡れている、湿っている状態で雑菌が増殖するのでどんどん臭い分子が放出されくさくなっていってしまうのです。
また、濡れたまま寝たりしてしまうと、枕などにより水分の逃げ場がなくなり、カビなどの原因になることもあります。
どんなものか気になる方は頭部白癬(しらくも)で検索してみてください。
頭皮が乾燥する
濡れている状態は乾燥も引き起こします。
濡れているのに?と思われるかもしれませんが、
濡れている状態、特にシャンプー後などは皮脂が少なくなっています。
さらに水分があるおかげで自然と水分がしやすい環境になっています。
(乾いている健康な状態)
(シャンプー後濡れいている状態)
乾燥は肌荒れの原因になる
乾燥肌の人が肌荒れしやすいのと全く同じことが頭皮でも起こります。
乾燥している状態は肌を守る為のバリア機能が整っていないためちょっとしたことに反応してしまいます。
かゆみだけで済む方もいますが、ニキビなどの原因にもなります。
まとめ
ダメージはもちろん気になると思いますが、それよりも臭いの原因になってしまっているということを考えるとやはり…
ダメージは自分が気になるだけだったり、セットが大変になったり程度ですが、臭いの原因となってしまうと周りに方へ不快感を与えてしまっているということですから、やはり早急にどうにかしたい問題なのではないかと思います。
菌は存在するものですが、増殖しすぎてしまうのはかなり問題です。
エチケットとしても、髪は乾かしてくださいね!特に後頭部付近は髪の密度も高く、乾かしたつもりでも半乾き状態のことがありますので要注意です。乾かし終わったらドライヤーを一度冷風に切り替えて本当に乾いているのかチェックしてみてください。
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Akiko
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