セルフカラーがなぜ危険なのか?
2019.5.6
美容室Lilyスタイリスト:高塩 貴史, 髪の傷みにお悩みの方へ
はじめまして、表参道の美容室Lilyでインターンしている高塩貴史(たかしお たかふみ)です。
最近、配信していると結構な割合で「セルフカラーしてます!」
みたいな人が多くて、結構愕然としています。
まぁ本人が満足できるならそれでいいのですが、なぜここまでセルフカラーを美容師がオススメできないのか?
今回はそんなセルフカラーに潜む危険についてお話ししていきます!
Contents
セルフカラーなど100害あって1利なし
厳しくいうとこんなレベル。
まぁ強いていうなら、安いのがいいところなくらい。
けど、安いには安いなりの理由があるし、セルフカラーの価格でなぜ美容室はできないのか?
というところにもちゃんと理由があります。
セルフカラーはダメージの調整がきかないから傷む
美容師さんにやってもらうとセルフでやる何倍もの価格がかかりますよね。
美容師はただ塗っているだけでなく、ダメージや色味などを考慮し、最低限のダメージで調整しながらカラーをしています。
僕もリタッチという根本の伸びてきた部分のカラーをする施術する技術に約2ヶ月も塗布の練習だけ時間がかかりました。(今では習得しました)
じぶんでそこを判断してやるのはなかなか難しいかと思います。
美容師もそこの判断をするのにたくさんの時間をかけて習得していきます。
だからセルフカラーの何倍もの価格でやらせていただいています。
そしてセルフカラーというのは
「誰でも」そのカラー剤で染めることができる
黒髪の人が金髪にすることもできるし、茶髪の人が金髪にすることもできる。
金髪の人が黒髪にすることができ、茶髪の人が黒髪にすることができる。
これは極端な例ですが、黒髪から金髪にするためにはそれなりのパワーが必要になります。
けど、茶髪から金髪にする場合はそこまでのパワーは必要ありません。
そこの調節ができないのがセルフカラー剤なのです。
必要以上のパワーを使って染めてしまうこともありうるのです。
それがセルフカラーが危険なところだと思います。
1番の大きな危険はムラ
これが1番厄介なのです。
先にムラがあるとどうなるのか?
次の薬剤を使う施術に大きな失敗要因を生み出す可能性に繋がります。
例えば、縮毛矯正の場合。
一部分がビビリ毛になってしまう可能性がでる
ブリーチの場合、
一部分だけ抜けすぎる、抜けきらない可能性がでる。(斑点模様みたくなる可能性がある)
先ほども言ったように、美容師さんはカラーの塗布だけでも長い時間を費やし、習得します。
僕も涙を流しながら、リタッチの練習をしていました。
「塗れない部分は家族の人にやってもらったから大丈夫!」
という問題でもなくて、家族の人が美容師でちゃんと技術習得をしてきた人なら問題ありませんが、大半はそういうわけではないと思います。
ちょっとしたダマなども大きな施術の失敗要因に繋がります。
カラーなんて簡単なんていう美容師さんもいらっしゃいますが、僕にはそれがわけわからないくらい難しかったです笑
継続してブリーチや縮毛矯正やパーマなどをかけていこうと考えている方は絶対にセルフカラーやセルフでする薬剤施術はやめていただけたらと思います!
まとめ
ただ単純に美容室側に利益になるからではなく、セルフでやることのデメリットが多いため美容師さんはオススメできないのです。
そしてお客様のオーダーに添えることができなくなってしまうから美容師も悔しくなってしまうんですよね。
何より美容師はお客様の髪がキレイになったり可愛くなったりする姿を望んでいます。
だからこそセルフでの施術はさけていただきたいと思います!
たかふみはどんな相談にも乗ります!
僕の目指す美容師像はお客様に寄り添うこと!
今のうちからできることとしてLINE@で全ての悩みを受け付けています!
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