ヘアアイロンの適切な温度設定は？
2018.6.29
美容室Lilyスタイリスト：木村 賢司
はじめまして、東京の表参道にある【ヘアケア・くせ毛】に専門特化美容室Lilyに勤める木村賢司と申します。
より多くの髪に悩む女性を救うべく、「髪の悩みを解決する」ということにフォーカスした施術を専門としています。
「髪に余計な負担を与えずに最低限の負担でサラサラツヤツヤしっとりまとまる扱いやすい髪になる」と評判の施術をお客様に合わせて提供しております。
ヘアアイロンの温度は何度で使えばいいの？
僕がお客様にお勧めさせていただいている温度設定は１３０度までです。
「他のサイトには１７０度って書いてたのに！」
「１２０度って書いてたのに！」
確かに諸説はありますが、
髪が耐えきれない温度（傷んでしまう温度）はすでに判明しております。
乾いた髪は１３０度で傷みはじめ、
濡れた髪は６０度で傷みはじめてしまいます。
つまり、重要なのはアイロンの温度ではなく、「いかに髪の温度を１３０度以下に保てるか」が重要になってきます。
１８０度のアイロンを一瞬髪に触れさせただけでは髪は１３０度どころか熱くなることすらありませんよね。
１３０度のアイロンをずっと当てていれば髪の温度も１３０度になってしまいます。
基本的にアイロンの温度が上がるにつれて髪への負担（ダメージ）は上がり、カタチはつきやすくなります。
温度を下げれば下げるほど髪への負担は減りますが、カタチがつきにくく作業に時間がかかってしまいます。
結論、サクッと短時間でスムーズに巻けるのであればぶっちゃけ高温でも大丈夫です。
が、相当なテクニックと慣れが必須条件となってくるのでオススメはできません。
ということもあり、オススメの温度は１３０度以下。
多少手こずって少し長くアイロンを髪に当てることになっても髪自体の温度はさほど高温にならず、
傷ませるリスクも低いからです。
これがアイロンのオススメ温度の真相。
実は注目すべきはアイロンではなく【髪の温度】
「アイロンを通した後の髪を触ってみて手が火傷するほど熱いようであれば危険信号」
と認識しておくことをオススメします＾＾
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