【美髪を遠ざける】間違ったホームケアを徹底解説!知らないと髪の毛は一生きれいにならない
2020.3.18
美容室Lilyスタイリスト:自宅での美髪ケア, 高塩 貴史, 髪の傷みにお悩みの方へ
世間では多くの間違ったケア方法によって髪の毛を余計にダメージさせてしまっている方が多くいます。
今回は美髪を遠ざけてしまってしまっている間違ったホームケアについて解説していきたいと思います!
髪の毛はトリートメントすれば治る
僕のブログを読んでいただいている方はもうご存知の知識だと思うので、そういった方は飛ばしてください笑
まず髪の毛は死んだ細胞が集まってできたものになります。
なのでつまり「治ること」「修復すること」はありえません。
また美容の商品や美容師側が「治る」と表現したいすることは法律上禁止されているのです。
なんてことはなく、髪の毛は常に蓄積していきます。
毛先の方は数年以上のダメージが蓄積されている状態となります。
では、トリートメントって何のために存在しているのか?
そのダメージを誤魔化すためのコーティングをしてくれています!
車でいうところの傷かくし。お肌でいうファンデーション。
ダメージした部分をいかにもダメージしていないように手触りや質感をだしてくれるのがトリートメントなのです。
一時的にはきれいに見えるので「治った!」と勘違いされる方も多いと思いますが、それは治っているわけではなく「誤魔化しているだけに過ぎません」
しかし、ここで大きな問題はトリートメントのしすぎはかえってダメージになるのでトリートメントを選ぶ際は本当にいいものを使わないと永遠と髪の毛がきれいになることはありません。
詳しくはこちらで解説しています!
トリートメントをすれば髪の毛は治るはありえません!!
ドライヤーは傷むから自然乾燥
これも結構多い情報。
自然乾燥させるほうがダメージとなります!
たしかにドライヤーの熱は髪の毛にとって確かにダメージとなります。
しかし、ドライヤーの熱と自然乾燥を比較したときに自然乾燥の方がデメリットが多くあります!
デメリットを挙げていきますね。
・枕の摩擦でダメージする
・頭皮に雑菌が繁殖する、頭皮の匂いの原因
・寝起きの寝癖の原因
・髪のパサつき
髪の毛というのは何をしても絶対にダメージとなります。
その中でも最小限な選択を取っていくことが美髪になれる方法です。
ドライヤーをすることのデメリットよりも自然乾燥させてしまうデメリットの方がたくさんあるんですよね。
自然乾燥がどれほど恐ろしいのかについてはこちらを読んでください
髪の毛を乾かすのがめんどうな方はこちらをお読みください!
ブラシは通さない
これもものすごく多い。
一般の方も髪の毛の知識というのは結構増えてきているのですが「摩擦は良くない!熱は良くない!」
そこで止まってしまっていて、ダメージの大小や美髪の定義というのまではわからない方も多いと思います。
僕はブラッシングをよくすすめています!
というのもまず、髪の毛を洗う前にブラッシングすることで髪の毛の汚れを浮かしてくれるので、汚れを落としやすくしてくれます。
また、ドライヤー前の濡れた髪の状態で通すことでタオルドライで絡まった髪の毛をとかしてくれるので、きれいに髪の毛を乾かすことができます。
ブラシは髪をきれいに見せてくれる近道ともいえます!
もちろんブラシも摩擦があるのでダメージにはなりますが、何回も通したりすることがなければ大したダメージにはなりません!
ブラッシングのタイミング
・お風呂前
・ドライヤー前
絡まらない最強のブラシ
もっとブラッシングについて知りたい方はこちらを
朝・夜の2回シャンプー
これは特に男性に多いのですが、女性でもちらほら見かけますね。
朝・夜2回のシャンプーは絶対にNGです!
ましてや市販のシャンプーを使っている方はなおさらですが、洗浄力が強いので絶対に朝・夜の2回のシャンプーは避けてください!
まず知っていただきたい事実として
人の頭皮はそこまで汚れていません。そして一定の皮脂は必要になります!
このように頭皮がギトギトしてしまっている方は頭皮の皮脂の落としすぎによる皮脂の過剰分泌が原因かもしれません。
頭皮は乾燥すると頭皮を守ろうと皮脂を余計にだしてしまいます。
それが原因で頭皮のギトギト感が気になる可能性があります。
頭皮の皮脂のベタつきが気になる方は以下の項目を変えていただければ改善の見込みがあると思います。
・シャンプーの洗浄力を下げる
・食生活(脂っこいものを控える)
・1日1回のシャンプー
皮脂がないと髪の毛にツヤをあたえることができないので、頭皮の皮脂の落としすぎには注意!
アイロンの温度は180度
かなり驚かれることもありますが、髪の毛は130度あれば十分に髪の毛に形をつけることができます。
よくYoutubeを見ていると女性のヘアセットとかで180度でアイロンしていることが多いので、その影響もあるのかなぁと思っています。
しかし、ヘアケアの観点からいうと180度では高すぎて髪の毛がダメージしてしまうので130度以下でアイロンしてください!
詳しく解説した記事はこちらから
今回は意外と間違っている世間のヘアケアの間違いを正しく解説していきました!
今日からできるのでぜひ皆さん試してみてください!
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この記事を書いた人
高塩貴史
高校3年生よりヘアケア特化型サロン「Lily」にてインターンをし、日々修行を重ねる。現在は学生ながら美容学校で講師としてセミナー活動をする。大学と美容専門学校、インターンという「トリプルワーカー」として活動中。美髪になるためのブログを更新中