美容室選び→美容師選びへ
2016.12.29
昨日Twitterを見てたら、こんなつぶやきが。
担当美容師さんが辞めたから同じサロンの別スタッフが担当するも失敗って実はよくある。
技術がお店ではなく個人の技術者に左右されるっていう証拠だよね。
美容室選び→美容師選びへ pic.twitter.com/eGPQ4Fc1Hf
— のっち (@kusegemeister) December 28, 2016
うん。そうだよね。
もはや担当の美容師さんがいなくなったら、そのお店に行く理由なんかないもんね。
お客様が美容師を選ぶ理由は、人柄であり、技術であり、個性であり、その人の魅力!
行きやすいとか、家が近いなんて方は別だけど、ちゃんと髪の毛に対して美意識の高い方は、立地で自分の髪の毛を任せる美容師を選んだりしないからね。
信頼できる美容師に任せたい。
これが全お客様の切なる願いです。
それにしても、今回ののっちのお客様の髪も、本当に残念なことになっていますね。。。
だけど!
【本日のビビリ修正】
コンプレックスなしだと毛先ザラつきはやっぱり取れない。 pic.twitter.com/mSVMszntA9— のっち (@kusegemeister) December 28, 2016
うまっ!!!
いや、これは普通に上手いよ。。。(嫉妬)
軽度のビビリ毛がここまで見た目綺麗になれば感動するよね。
これで43200円は正直安すぎると思うのは、僕だけじゃないハズ。
ビビリ直しって、もはや美容師としての高等外科手術。
これって相当な腕と経験がないと出来ないんですよ、実際。
プロとして僕らが目指す場所
のっちも言ってるけど、このビビリ直しはコンプレックスさせていません。
というか僕らのサロンには処理剤という存在自体がないのです!笑
だから縮毛矯正だろうが、このようなビビリ直しであろうが、処理剤を一切使用しません。
もちろんこのような症状の場合は、コンプレックスさせた方が綺麗になることも普通にあります。
そこは状況やお客様の願いを汲み取って選択すればいいのですが、出来ることならば誤魔化しではなく、本当の意味で悩みを改善したいという僕らの願いもあります。
本当の意味で綺麗な髪に改善していくには、薬剤選定・流し・ブロー・アイロン・2剤と、全ての工程で全くミスの許されない、それこそ神がかるほどの仕事をしなければうまくはいきません。
それが誤魔化さない、僕らの目指す本当のプロとしての技術力。
技術力なんていうのは、正直自己満足なのかもしれません。
でもね、その自己満足の技術力も、それがいつか本物の技術となった時には、「お客様の最高の笑顔というプレゼントになって返ってくる」、ということを僕たちは知っています。
それこそが僕ら美容師としての誇りであり、最高のご褒美なのです。
柳本 剛