キッカケは、『クリムト』
2012.10.9
今回の画家は、グスタフ・クリムト
今でこそ、クリムトは大人気の画家であるが、彼が生きている時には常に批判と、時代に翻弄されてきました☆
ぼくは専門学校に入るまで、クリムトを知りませんでした。
ウィーンに海外研修に行く事になって、初めてクリムトを知る事になりましたが、絵を見てもそれほど興味を引かれませんでした。
しかし、ウィーンのベルヴェデーレ宮殿で、クリムトの『接吻』を見て、まさに圧倒されました!
それまで、ほとんど本物の絵画をみたことがなかったぼくにとって、この『接吻』はあまりにも強烈でした!
まずは、その大きさ!
2メートル近くもあるこの巨大な絵に、それまでの額縁サイズの絵の概念がぶっ飛びました!
あまりに大きく、圧倒的な存在感を放つこの絵は、ぼくの心を一瞬にして虜にしました!
そして、1番感銘を受けたのが、絵の『物語』です(^^)
今まで、見た目や、外見にしかとらわれていなかった絵画に、初めてその背景にある物語を知る事になったのです!
それはまさに衝撃でした!!
絵に全く興味がなかったぼくが、その世界にどんどん飲み込まれていきました!
本物だけが放つ圧倒的な『存在感』
その裏に隠された『物語』
知れば知る程に、好きになり、魅了されていくのを感じました(*゚ー゚*)
これが、ぼくの絵画を好きになった「キッカケ」でした(^^)
ぼくの記憶に鮮烈に刻み込まれる体験です。
これぞまさに、
『百聞は一見に如かず』
『クリムトの作品集』に続きます♬
柳本 剛