2050年までに消滅するかもしれない、15の美しい場所★
2013.1.11
将来的に消滅の危機だとという。
Contents
1.ナウル
ナウル共和国は面積8平方マイルの世界で一番小さな国。
人口約1万人。ヴァチカン市国に継いで
世界で二番目に人口の少ない国だ。
島全体はサンゴ礁に囲まれ、
燐酸塩でできた岩の尖塔が点在している。
リン鉱山の操業によるナウルの環境破壊は深刻だ。
2.キリマンジャロ
アフリカ最高峰の山が縮小している。
森林の伐採と地球温暖化のせいで、
氷河が溶けているのだ。
3.キリバス
キリバス共和国は、135万平方マイルに散らばる
32の環礁とひとつのサンゴ島からなる島国。
海水が淡水域に押し寄せて、
いくつかの島でココヤシの成長が止まってしまった。
4.マーシャル諸島
マーシャル諸島は、北太平洋の1000以上の環礁、
海抜の低い島から成る。
2008年、高潮の波で海面から1メートルたらずの
首都マジュロが水浸しになった。
5.ヴェネツィア
イタリアのヴェネツィアは水浸しになることが多いが、
年々、洪水の頻度が増えている。
6.コスラエ
ミクロネシア連邦の一州。海岸が徐々に侵食されている。
7.極地
南極、北極、氷の減少が急速に進んでいる。
8.カータレット諸島
パプアニューギニアの北東にある海抜の低い島。
海面上昇、侵食、高潮、海水による土壌汚染などの
複合的な影響によって、住めない島になっている。
9.ソロモン諸島
1000の島からなるソロモン諸島には、美しいサンゴ礁、
ラグーン、海底火山がある。
海面上昇、サイクロンや洪水などで、
海岸線は侵食されている。
10.グレーシャー国立公園
モンタナ州のグレーシャー国立公園は、
気候変動のせいで2020年までに氷河が
なくなってしまうと予測する科学者もいる。
11.セーシェル諸島
インド洋の115の島々から成る。
目を見張るほどの美しいサンゴ礁に囲まれている。
サンゴのおかげで海岸の浸食が食い止められていたが、
海水温の上昇のせいで、サンゴが死滅している。
12.トケラウ諸島
ニュージーランド領内にあり、
三つの熱帯サンゴ環礁がある。
海水温と海面の上昇が、
サンゴ礁と海岸線をおびやかしている。
13.キバリナ
アラスカの8マイルの保礁の先端にある。
昔から、イヌピアトエスキモーの村があり、375人が住む。
エクソン・モービル社が排出する大量の温室効果ガスが、
気候変動の原因となり、この町の存続を
危険にさらしているとし、この町が会社を訴えた。
14.モルジヴ
インド洋のモルジヴ共和国は、無数の小島や環礁から成る。
この国の大統領は、政府がインドなど
他国に土地を購入していると公表した。
海面の上昇により、島に住めなくなった場合、
国民を転居させるためだ。
15.ツバル
ポリネシアのツバルは、4つのサンゴ礁の島と
5つの環礁から成る。
ツバルは豪雨の後の鉄砲水と、真水不足に苦しんできた。
柳本 剛