今日はバレンタイン♪世界のバレンタイン特集☆
2013.2.14
バレンタインデー(セント・バレンタインズデー)は、
269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した
聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に
由来する記念日と言われているが、
今日では、男女が愛を讃える祝日として、
世界各国で2月14日に祝われています☆
どの国もバレンタインデーがあることは共通しているのだが、
その祝い方は様々です(-^□^-)
アメリカのサイトでは、世界7つの国の
ユニークなバレンタインデーの伝統を取り上げていました♪
ちなみにアメリカでは、男女両方から、愛する人、
親しい人に、カードを添えたキャンディー、チョコレート、
花束などを送るそうです☆
学校では子どもたちが、バレンタインデー用に
彩られたカードをお互いに交換しあうのが一般的です(^^)
Contents
1.スロベニア: 農作業を再開する日
スロベニア共和国にとってバレンタインデーは、
バレンタインが春を運んでくる聖なる日で、
農作物や花々が成長を始める日だといわれています☆
またこの日は、ブドウ園や田園での
作業を開始する最初の日とみなされています♪
この国の言い伝えによると2月14日に聖・バレンタインが、
自然界が目覚め始めるための”鍵”を運んできて、
すべての植物達の根を開放するそうです(^^)
また、田園の鳥達の求愛活動が熱心に行なわれる日でもあるそう☆
この国で愛を讃える祝日は、
実際には3月12日の聖グレゴリーの日だそうです(*゚ー゚*)
2.日本: 女性から男性にチョコレートを送る日
日本では2月14日は女性が男性に
チョコレートを贈る習慣があります☆
贈るチョコレートの種類は
普段の付き合いに大きく左右されます(^^)
「Giri-choko」は上司や同僚、男友達に渡されます!
“Giri”とは”義務”を意味するため、
こうしたチョコレートにはロマンチックな要素は含まれてません笑
一方で「Honmei-choko」はボーイフレンドや恋人、
夫に渡すものです♪
こちらのチョコレートは女性達がハンドメイドで用意したり、
一流店の高級チョコレートだったりと、
非常にスペシャルだ!
バレンタインデーに本命チョコを
受け取った男性達はとてもラッキーだ!
また、バレンタインデーにそのプレゼントを受け取った男性は、
その1ヶ月後、3月14日のホワイトデーには
最低でもその2倍から3倍のプレゼントを返すことが期待される笑
「sanbai gaeshi」という用語は”三倍返す”という意味で、
このルールを説明するために用いられる!
例えお返しを受け取ることを辞退されても、
お返しをしない場合、その男性は”高慢な男性だ”とみなされる笑
同じぐらいの価値のお返しをした場合は、
“その関係を終わらせるつもりだ”
というメッセージとして受け止められる☆
元々はチョコレートだけを贈る日だったが、
今やジュエリーやアクセサリー、服や下着などが
ホワイトデーのギフトとして一般的になっている☆
英ウエールズ地方: スプーンを贈りあう聖ドウィンウェンデー
イギリスのウエールズ地方ではバレンタインデーの代わりに、
ドウィンウェンデーが、毎年1月25日に行なわれる♪
それはウェールズの聖人ドウィンウェンを記念するもので、
彼女の悲劇的なラブストーリーに感動したウェールズの人々が、
愛する人にカードや贈り物を交換することからはじまり、
のちにスプーンを贈りあう儀式へと変化していったそう☆
ドウィンウェンはマーロンという名の若い王子と恋に落ちた♪
お互いに愛し合っていたのだが、父親の反対、
もしくは婚約者の存在、若きマーロンの暴走などの理由から
結ばれることはなかった★
こんなにつらい恋ならばと、ドウィンウェンは
彼との関係が壊れることを祈った。
すると1人の天使がその願いを聞き入れ、
彼女が持つマーロンへの愛情を消すと同時に、
彼を凍らせてしてしまう薬をドウィンウェンに渡した。
その薬でマーロンを氷漬けにしてしまったドウィンウェン。
ドウィンウェンは神に願った。
神はドウィンウェンの願いを聞き入れた。
氷に閉じ込められたマーロンを自由にする代わり、
恋人たちの守護聖人となり、生涯独身を貫き、
一生を教会に捧げるというその願いを。
ドウィンウェンはランドゥイン島に修道院を設け、
残りの人生を聖ドウィンウェンとして、恋人たちに捧げたという。
聖ドウィンウェンの日は、愛のスプーンを贈りあう風習がある☆
そのウェールズのラブ・スプーンの起源は17世紀と古く、
ある若い男が一つの木材から何本ものスプーンを彫り出し、
ロマンチックなシンボルとしてドアのノブ飾りにした♪
これに目を留めた女性にそのスプーンを
贈ったというのがきっかけだという(*゚ー゚*)
ウエールズの首都カーディフ市内の、
セント・ファガンスにあるウェールズ民族博物館には、
現在残っているものの中では最も初期にあたる、
1667年頃のスプーンが展示されている!
それはバレンタインデーにバラを贈る伝統より、
もっと長い間続いていた習わしだったことを伝えている☆
4.イギリス :奇妙な迷信
イギリスではかつて、女性たちの間で
、バレンタインデー前日に、ゆで卵の黄身をくり抜いた部分に
塩を入れて食べ、枕の四隅に、
ローリエの葉を1枚ずつピンで留めて寝ると、
将来の夫が夢に現れるという都市伝説が存在したそうだ!
また、気になる恋人の名前をいくつか書いた紙を
粘土でできたボールの中に入れ、水の中に落とし、
先に浮いてきた紙に書かれている名前の男性が将来の夫である、
という占いもあった☆
その言い伝えは徐々にすたれていき、
現在これを行っている女性はほんの一握りだそう☆
5.韓国 :独り身の人々が喪に服す日
韓国のバレンタインデーは、日本によく似ていて、
2月14日に女性が男性にチョコレートを贈る☆
そして3月14日のホワイトデーに
男性達がチョコレート以外のお菓子を女性達に贈る♪
ここまでは日本とほぼ一緒なのだが、その続きがある!
4月14日はブラックデーと呼ばれ、
バレンタインデーでもホワイトデーでも
何も贈られることがなかった人同士が
黒い服を着て中華レストランへ行き、
黒い麺(チャジャンミョン)を食べ、
自分たちのシングルライフを嘆きあう笑
他にも韓国には愛にまつわる記念日が毎月のように存在する!
11月11日のペペロポッキーを贈りあうペペロデーをはじめ、
1月から12月の間に、キャンドル・デー、バレンタイン・デー、
ホワイト・デー、ブラック・デー、ローズ・デー、キス・デー、
シルバー・デー、グリーン・デー、ミュージック・デー、
ワイン・デー、ムービー・デー、ハグ・デーがある♪
フィンランド; 愛の代わりに友情を祝う
フィンランドのバレンタインデーは現地語で
“Ystavanpaiva”と表記され、”フレンズ・デー”という意味がある☆
バレンタインデーが全面的に
“恋愛”の日となっている他の国々とは異なり、
フィンランドでは、親しい友人同志でカードや贈り物を
渡し合う日でもある☆
とはいえこの日は婚約や結婚する際にも人気があるそうだ♫
中国 : 良縁祈願に縁結びの神を参拝する
中国のバレンタインデーは、2000年以上前に始まった
ロマンチックなラブストーリーがもとになっている♪
多くの民話と同様、七夕伝説のバリエーションは
多数あるものの基本的な話は大抵同じで、
牛飼いの男、牛郎と、はた織りの上手な天神の娘、
織女のカップルが、天人が人間と結婚しようとしたことに
激怒した天の神によって別れを余儀なくされるというものだ!
その後哀れな二人は一年に一回だけ、
カササギの群れが形づくる橋の上で会うことができた☆
この日、恋人たちは縁結びの神が祀られている廟を訪れ、
恋愛成就や結婚、幸福などを願う☆
またシングルの人々もそこを訪れ、良縁に恵まれるよう願う☆
その日の夜、未婚の女性は織女星(こと座のベガ)に
祈りを捧げる☆
またこの日は若い女性達が瓜を切る風習もあるようだ♪
柳本 剛