ビビリ毛の修復
2013.2.4
表参道の髪質改善の匠
美容家 柳本です(-^□^-)
「ビビリ毛」の修復を行います(^^)
今回のビビリ毛の修復は、美容師さんからの依頼です☆
ビビリ毛にしてしまったお客さまの髪を修復するべく、
東京でビビり毛直しをしてもらえる美容師さんを探していて、
ぼくのところを選ばれたそうです。
お客さまを大切にする思い、少しでもお客さまの髪の状態を
良くしていきたいという思いが、とても伝わってきましたので、
今回お受けさせて頂きことになりました☆
根元から極度のビビリ毛状態です。
お客さまがおっしゃるには、
「今まで20年ほど縮毛矯正をあててきたけど、
このような状態になるのは初めて」
だそうです★
縮毛矯正をかけられている方が、
このようなビビリ毛になってしまうので、よくある原因が、
自宅でのホームカラー
ホームカラーをされていて、縮毛矯正をかけられている方は、
このビビリ毛になる可能性とは、常に隣り合わせの状態です。
ただ、今回こちらのお客さまはホームカラーをされていませんでした。
サロンでカラーをし、矯正もサロンでされていました。
今回は直接サロン様からのご依頼でしたので、
これまでの履歴や薬剤、施術方法なども聞くことができましたが、
いつも矯正は「根元だけ」しかしていないそうです。
それではなぜこのような、ビビリ毛状態になってしまったのか?
これはあくまで推測ですが、
3つの要因が合わさったものではないかと考えています。
まず1つ目は、
自宅でのホームケアおよびサロンでのトリートメント
2つ目は、
加齢による髪の状態の変化
3つ目は、
技術的、知識的判断ミス
まず1つ目の、
「自宅でのホームケアおよびサロンでのトリートメント」
については、『シャンプー解析サイトは参考にならない!?』で、
少し触れていますので、以下抜粋します☆
↓
④基本はコーティングしながらのシャンプーですので、
パーマや縮毛矯正の
邪魔にしかなりません。一見綺麗に見える髪にパーマや縮毛矯正をして
失敗してしまった原因はここにもあります。
本来の髪の状態が〇〇成分のおかげで、
覆い隠されてしまうことにより、
お薬のパワーを間違えてしまったり、
かけてはいけない状態の髪にかけてしまうために起こる、
美容室で最も起きやすい失敗の要因の1つです。
そう、よくある髪を良くする◯◯成分や、
ツヤツヤ・サラサラに導く皮膜・コーティング剤のおかげで、
プロの美容師ですら本当の髪の状態を見極めることが、
非常に困難な状態に陥っているのが現状ではないでしょうか?
またサロンで行う「システムトリートメント」と呼ばれる、
あのとってもイイ香りがして、
髪をツルツル・サラサラにするトリートメント
もしくは、処理剤・PPTなどと呼ばれる「内部補給成分」
そんなものをサロンで使っているために、
本当の髪の状態を覆い隠し、
痛んでいる髪をよく見せているだけのため、
いざ矯正をかけるとこのような失敗が起こるのです!
あなたがサロンでツルツル・サラサラになったと
喜んでいるそのトリートメント!
「ツルツル・サラサラで、しかもとってもイイ香りがして、
髪が良くなったね!」
なんて自己満足している美容師さん!!
そのトリートメントの中身は、車に使っているカーワックスと
何も変わりませんからね!!
カーワックスを髪に塗って喜んでいるのは、
ヘアケアでも何でもありあせん。
ただの自己満足です。
これをもう1度よく読んでみて下さい。
2つ目の加齢による髪の変化について☆
これは誰もが経験する、人間として当たり前の現象です(^^)
これを食い止める方法は今のところありませんので、
ポイントは「上手に付き合う」ということではないかと思います。
それはすなわち、髪の状態に合わせて使う薬剤はもちろんのこと、
技術的な方法やスタイルを、プロがしっかりと判断して、
髪に合わせていくということ♪
そうすることによって、理想・希望のスタイルを
楽しみ続けることが出来ると考えています(-^□^-)
3つ目の、
技術的、知識的判断ミスについては、
1つ目の問題が解決されることにより、
かなり減少するのではないでしょうか?
ただしそこには、髪の状態を見極め、
適切な処置を施すことの出来る、
知識・技術・経験が必要不可欠です☆