目的に合わせた技術力
2012.10.4
本日2本目の記事です♪
立て続けに「経皮毒」、「経皮毒より怖いもの」を記事にしてきたのですが、少し疑問に思うことがあるんですよね(・・;)
「縮毛矯正のお薬は非常に強い薬なので、体の中に溜まってしまう」という話。
まあ、先述の記事で、経皮毒てものは存在しないんですよ!ってことはお伝えしたので、体の中に溜まるということがないのは、お分かりになって頂けると思うのですが、もう1つおかしなところがあるんです(-。-;)
縮毛矯正は、そもそも、
絶対に地肌につかない技術です!!
地肌につかないってことは、もはや経皮うんぬんって話ではないですよね(^_^;)?
矯正の薬は地肌につかないというよりは、
つけてはいけないのです!!
それは、経皮毒とかの問題ではなく、地肌につけてしまうと、
根折れの原因になってしまうからです!
こんなふうに、不自然なところでカクッと折れるんです★
経皮毒がどうとかではなく、目的に合わせた技術が必要不可欠だと思います☆
例えば、ヘアカラーも不必要に地肌につけることはありません。
ぼくの場合でしたら、根本からしっかり染めたい方以外は、極力地肌につけないように塗ります♪
そうすることにより、ヘアカラーによる頭皮への負担を、なるべく少なくすることが出来ます(^^)
体調やストレスの有無などで、頭皮が荒れやすい場合もあるので、無理してお薬を地肌につける必要がないためです☆
このように目的に合わせた技術を行う事で、お客さまにかかる負担を、最小限に抑えていくことが出来ます(^^)
ありもしない空想の仮説よりも、しっかりとした技術を習得する事も、美容師にとってとても大切だと強く感じました!
柳本 剛