リンスとトリートメントは何が違うのですか?(質問にお答えします!)
2012.7.12
こんにちは!
美容家の柳本剛です(-^□^-)!!
では昨日に引き続き、質問コーナーいってみましょー♪♪
「今ってトリートメントは置いてあっても、リンスは無いですよね。以前は、シャンプーとリンスだったのに、いつの間にやらリンスという名前が無くなった気がします。
リンスとトリートメントはどう違うのですか?名称だけ?リンスの方が髪を痛めるから無くなったんですか?」
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確かにリンスとコンディショナーとトリートメントの3つがあって、どれがどう違うのかって分かりづらいですよね( ̄ー ̄;
そもそもリンスとは?
リンスとは「すすぐ」という意味の言葉で、和製英語です。
製造技術が発達してシャンプー剤が登場する以前は、石けんで頭を洗っていました。
石けんは脂肪酸カリウムや脂肪酸ナトリウムという天然の界面活性剤が原料となっているので、人体に安全だというメリットもありますが、アルカリ性であり、脱脂力が強い、水中のマグネシウムと結合して石けんカスが出るというようなことから、髪の毛がパサつく、ごわつく、きしむなどといった欠点がありました。
そこでそれらの欠点を解消するためにレモン汁やお酢などをお湯に混ぜてすすぎ、髪の毛を弱酸性に保つようにしたのです。
これがいわゆるリンスの基です。
ですから本来リンスとはシャンプーをしてアルカリ性に傾いた髪の毛を弱酸性に戻し、失った油分を補い、髪の毛に柔軟性を与え櫛どおり、指どおりを良くするというものでした。
で、時代の変化からコンディショナーが登場したのです☆
一般的なシャンプー用のコンディショナーは、髪に残留しコーティングの役割を果たします。
シャンプー剤が良質のものになってきてリンスの必要性がなくなってきても、パーマやヘアーカラーなどの普及で髪の毛がダメージしている人が増えたり、美容への意識や欲求の向上で髪の毛のダメージを気にする人が増えたりして、シャンプーだけでは仕上がり感に満足できない消費者ニーズと、シャンプーとセットで販売したいメーカーサイドの思惑が一致して登場しました。
基本的にはリンスと同様に、髪の毛の表面に皮膜を作り、キューティクルを保護し、くし通り・指通りをよくし、髪の毛に柔軟性やツヤを与え、毛髪表面のコンディションを整える働きをします。
そしてトリートメントとは?
リンスやコンディショナーが毛髪表面を保護し、櫛どおり・指どおりをよくするという働きをするのに対し、トリートメントは毛髪内部にも働きかけて、保護・補修を図る働きがあります。
髪の毛を補修すると言っても、髪の毛はすでに死んでいる細胞で1度ダメージを受けたら元には戻りません。
ですから、髪の毛の補修とは、流出してしまった毛髪内部の栄養分や油分を人工的に補うことで、健康的な髪の毛に近づけて、よい状態に保つということになります。
どうですか(^^)?
伝わりましたでしょうか??
これが基本的な分類です☆
ちなみにシャンプーにはシャンプーの目的・役割があって、トリートメントにはトリートメントの目的・役割があることが分かりますね(^^)
だからシャンプーの説明に、今回のトリートメントで書いてあるような説明があったら怪しいと思った方が賢明ですよ♪♪
それぞれの『役割』というものが存在します(^^)!
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柳本 剛