国立新美術館『リヒテンシュタイン展』
2012.10.31
芸術の秋ですね~~(-^□^-)♫
ということで、今回ご紹介するのは、現在六本木の「国立新美術館」で開催されている『リヒテンシュタイン展』です☆
実はリヒテンシュタインというのは、国なんですね(^^)!
国と言っても、とってもとっても小さな国なんです♪
どれくらい小さいかと言うと、世界で6番目に小さい国なんですってヽ(*’0’*)ツ
なんでそんなに小さな小国が、ルーベンスをはじめとする巨匠達の作品を保有しているのか!?
それはこの国の、成り立ちから関係している「ある秘密」があるのです!
その秘密は、展覧会の映像で分かりやすく解説されています(-^□^-)♫
ルーベンスの絵画が観れるという事で、とても楽しみにしていきました♪
しかし、いざ行ってみて思ったのは、ルーベンス以外にも素晴らしい絵画がたくさんあったことです!!
まず、皆さんご存知のルーベンスは、バロック期を代表する巨匠中の巨匠ですね(-^□^-)!
ちなみにバロックとは、「歪んだ真珠」という意味で、歴史上最も重要な、芸術の黄金時代を築いた「ルネサンス芸術」に対して、ルネサンス期に確立された遠近法や明暗法を、独自の形にした芸術運動のため、「歪んだ真珠」という、少し皮肉った意味でつけられました(^^)!
今では「バロック美術」という、1つの素晴らしい時代として認知されています(‘-^*)/☆
このバロックというのが、この展覧会のメインテーマにもなっていまして、会場には「バロック・サロン」と呼ばれる、実際の宮殿の一室を作り出しています☆
バロックの特徴である、「左右対称」の構図で構成されているのですが、この左右対称がなんとも豪華で、堂々とした雰囲気を醸し出しています♪
バロック美術を観ていて感じるのは、ぼくはバロック美術がとてもしっくりくる!ということでした(-^□^-)
用いられている「レリーフ」など、装飾や、細やかなディティールが好きなことに気付きました♫
普通は、メインの絵画以外はあまり有名ではない、メインの画家に関連した作品などが場数をそろえるために飾られているのですが、この展覧会は本当に最後までぼくを魅了させてくれました!
むしろメインの作品よりも、「最後の一室」に飾られている作品達が最も魅力的でした(-^□^-)!
その名も、
【名画ギャラリー】
おそらく他のお客さまも、同じように見えました♫
なぜかって言うと、最後にポストカードなんかが買えるお決まりの部屋があるのですが、メインのルーベンスよりも「アメリング」や「アイエツ」の作品を皆さん購入していました♫
ほとんどの方が、アメリングやアイエツを存じないのではないかと思います☆
ぼくも今回の展覧会で初めて知ったのですが、久々に掘り出し物を発見しました!!笑
すごくイイです♫
今度この2人の特集記事組みます!っていうくらい素晴らしいです☆
もちろんぼくもポストカード買っちゃいました!笑
こういう発見がある展覧会ってホントに珍しいし、最後まで「濃い」内容ってなかなかない!
それくらいこの「リヒテンシュタイン展」はオススメです(-^□^-)!!
柳本 剛