頭皮のベタつきの原因は?乾燥以外のいろいろな原因
2017.1.26
Lilyアンバサダー:Akiko, 髪の傷みにお悩みの方へ
Lilyケアリストの直井晶子です。
前回、皮脂とはなんなのか、そしてその過剰分泌について触れました。
今回は前回例に挙げた乾燥以外の4点について触れていきます。
皮脂の過剰分泌の原因
過剰分泌は、
・男性ホルモンの増加
・黄体ホルモンの増加
・乾燥
・動物性タンパク質、脂質の過剰摂取
・糖質の過剰摂取
などなど、様々な原因が考えられます。
大きく見ていくと、ホルモンバランスや食事で改善できそうですね。
ホルモンバランス
黄体ホルモンに関しては女性の場合、どうしても月経周期に合わせて分泌されるものなので仕方がない部分です。これを無理に抑えようとしてしまうと黄体機能不全などといった症状を引き起こしたり、妊娠しづらい状態へと変化していってしまいます。
気をつけるべきは男性ホルモンの増加です。男性ホルモンが多く分泌される原因として、ストレスがあげられます。ストレスは緊張状態を作り、交感神経が優位になります。交感神経には男性ホルモンの分泌を促進する働きがあるためどんどんと男性ホルモンの量が増えていきます。
また、ストレスに対抗しようとストレスホルモン(アドレナリン、コルチゾールなど)というものが分泌されますが、これもまた男性ホルモンの分泌を促す作用を持っています。
男性ホルモンの分泌過多を防ぐためには適度なストレス解消が必要です。
気温の変化や睡眠不足などもストレスになります。身近な環境の変化、精神的なストレスなど原因はたくさんあるので自分にあった発散法を見つけて実践していくとココロもカラダも健康に!そしてバランスが取れるようになると、皮脂の分泌過多も抑えられるようになります。
食事のバランス
・動物性タンパク質、脂質の過剰摂取
・糖質の過剰摂取
どうしても偏りがちになってしまいますね、こればかりは気をつけるしかないです…
糖質の過剰摂取に関しては、料理の味付けを少し薄味にしたりすると抑えやすいです。また、コンビニ食なども糖質がかなり多くなっているので便利ではありますが利用には気をつけたいところです。
量は糖質ではなくタンパク質で補う(あくまでもバランスが大事なので極端に糖質を減らすのはNG)スタンスで。ついつい、ご飯などの糖質で補いがちですが、糖質は少し控えめに。
タンパク質はどうしてもお肉やお魚、卵など動物性が多くなってしまいます。植物性タンパク質というと納豆などの大豆製品のイメージですね。その他ですと、ピスタチオやピーナッツなどのナッツ類もタンパク質を多く含んでいます。オートミールにも含まれており、カップ1杯で卵約1個分ものタンパク質を摂取できるそうです。
オートミールであれば糖質や動物性脂質の摂取も控えられるので効果的に取り入れていけそうですね。ただ栄養バランスも大切なので『〇〇だけ』に頼ることがないように気をつけてください。
ストレスの発散や食事のバランスなど、健康にいいことが皮脂の分泌にも影響してきます。
そもそも皮脂の過剰分泌などはカラダの異常現象の1つであって、カラダのどこかしらからのSOSですので、頭皮に異常を感じたら自分の健康管理は大丈夫かな?と生活を振り返ってみてください。改善には時間がかかってしまいますが、ここは我慢どころです。生活習慣を整えるよう意識してみてくださいね。
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