ホームカラーのデメリットまで考えてその選択をしていますか?
2017.6.21
Lilyアンバサダー:Akiko, 髪の傷みにお悩みの方へ
こんにちは!Lilyケアリストの直井晶子です!
ホームカラーのデメリットについて考えたことはありますか?
安い。好きな時にできる、などなど、ついついメリットばかりに気を取られていませんか?
どんなことも、デメリットまでしっかりと考慮したうえで選択したいですね!
ホームカラーのデメリットとは?
①ダメージが大きい
②ムラになる
③修正ができない
では1つずつ見ていきましょう。
①ダメージが大きい
本来、髪の状態や染まりやすさによってカラー剤を塗り分けますが、ホームカラーではそれが難しいですよね。
なので1つの薬剤で全体をなるべく均一に染められる様に薬剤が強くなっています。
でも書きましたが、
『どんな人が使っても期待される効果が現れるように』と、強い薬になっています。
市販のほうが強いなんて…医薬品などを考えてしまうとありえないことですよね。でもそれが事実です。
基本的に薬剤の強さはダメージへ直結します。アフターケアをしっかりできる美容室ならまだしも、家でそれをするのは不可能ですから、そのダメージはより顕著に現れます。
②ムラになる
基本的な事ですがこれです。
人がちゃんと施術箇所を見て塗るのと、自分で見えない部分とを塗るのでは訳が違います。やはり見えないまま塗れば塗布量に差は出ますし、染まりやすい部分や染まりにくい部分の塗り分けにも差が出ます。
そして、色ムラだけでなく、ダメージムラにも…
『黒染めだから大丈夫!』は気のせい
『普段は美容室で染めるけど…黒染めくらいなら自分でもできるよね。』は気のせいです。大きな間違いです。
確かに、色が暗くなるので色ムラは目立ちにくいです。しかし、実際には入っている色素料の差があります。
すると、いざ明るくしたくなった時にいくら美容室で染めようとその黒染めの色ムラが浮き彫りになってしまします。
一見同じに見えますが、メラニン色素の量と、カラー剤に含まれる色素の量それぞれに差があります。
③修正ができない
『ムラになったら美容室行こ〜』
『傷んだら美容室行こ〜』
は無駄です。
傷みに関しては再三ブログにしてありますが治りません。
割れたガラスが元に戻らないように、髪も元には戻りません。
髪は身体の一部でありながらも生きている細胞はないので修復できないのです。
トリートメント=治るではないので傷んだ後に美容室へいくら行こうとも治りはしません。
そしてムラの修正も不可能です。
髪の毛1本1本、そしてその1本の中でも部分部分でムラが起きている状態です。
つまり、それを直そうとすると1本1本、部分部分で塗り分ける必要が出てきます。
それをすると時間がかかりすぎてしまうので逆にムラが起きてしまいます。
暗くしてごまかすことはできても、治すことは不可能です。
メリットとデメリットを比較してみて、自分にはどちらが合いそうですか?
美容師として、ホームカラーをオススメしないのにはちゃんとわけがあります。
ただただ営業目的で言っているわけではなく、その選択をしてしまったことにより後悔して欲しくないからです。
後悔してからでは遅いですから、『知らなかったからその選択をしてしまった。』ということを防げたら、と思います。
女性は特に、今ある髪との付き合いが長くなりますから、大切にして欲しいですね。
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Akiko