『髪が傷んだからトリートメント』それで本当に良くなるの?
2017.11.6
Lilyアンバサダー:Akiko, 髪の傷みにお悩みの方へ
こんにちは!Lilyケアリストの直井晶子です!
もらったレンズ使ってみたよ、
広角かぁ、周りボケるね、難しい#自撮りは上達するのか pic.twitter.com/hZ2F50Oq1e— 直井晶子@美容師 (@ak1k0_7) October 27, 2017
みなさん髪が傷んだらどうしますか?
真っ先に思い浮かぶのは【トリートメント】だと思います。
では、その選択、本当にそれでいいのでしょうか?
まず、髪とはどういうものなのか、から見ていきたいと思います
Contents
髪とは
髪の毛そのものについて見ていきます。
髪は何からできているのか
髪は皮膚の一部が角化(細胞が硬くなること)したものでケラチンというたんぱく質からできています。
なお、顆粒層から角質層への変換を、特に「終末角化」と呼びます。
顆粒層までの角化細胞は生きた細胞であり、角質層への変化は細胞死と関連した急激な変化だからです。角化についてより引用
上記リンクにある通り、角化の最後の方では細胞が死んでいきます。
髪も完全に角化しきっているためその細胞は死んでしまっています。
死滅細胞とは
死滅細胞とは、読んで字のごとく、死んでしまった細胞です。
上の画像にある通り、角化した細胞は剥がれ落ちていきます。死んでしまっているので他に役割がありません。
髪も細胞が死んでしまっているため、いずれ抜けるなりするのを待つだけのものになります。
死んでしまっているのですから、自己再生機能なんてないわけです。
勝手に治ることもなければ、栄養補給をして良くなることもありません!
トリートメントとは
ではみなさんがヘアケアで一番に思い浮かべるであろうトリートメントとはなんなのでしょう。
トリートメントの役割
トリートメントは髪の表面を保護し、髪の滑り(サラサラ感、指通りなど)、ツヤを良くするためのものです。
あくまでも、表面のコーティングになります。
トリートメントで補修?
良く、『内側に〜』『コルテックスに〜』などと言われていますが、基本的にトリートメントは表面コーティングです。
もし仮に内側まで何かしらの成分が届いていたとしても、それにより髪が蘇ることはありません。
死んでしまっている細胞にはいくら栄養を与えようと、吸収する力もなければ保持する力もないからです。
トリートメントをした直後に状態が良く感じるのは表面のコーティングによるもので、いずれそれも落ちるので元どおりです。
トリートメントで髪は治らない
・髪は死滅細胞であること
・死滅細胞は自己再生ができないこと
・トリートメントは表面コーティングしかできないこと
・たとえ栄養成分があったとしても髪にそれを保持・吸収する力がないこと
これらのことを踏まえてわかる通り、たとえどんなに高級なトリートメントであろうと髪が蘇ることはありません。もし現在の技術で蘇ったらその人はきっとゾンビ的な何かです。
トリートメントが、物理的に入れ込むものや、吸着する力のあるものであれば多少の補強効果は期待できますが、いずれにしても髪が本来の状態に蘇ることはありません。
傷んだら終わり
どんなにヘアケアをしていても、髪は一度傷んでしまったらそれまでです。
死んでしまった細胞に栄養などないのです。どんな高価なトリートメントも表面のものは剥がれ落ちるのですぐ効果は切れるでしょう。
ではどうすれば良いのか?
傷ませないようにする
これが最強のヘアケアであり、最大の力を発揮します。
傷んでしまったらそれまで。なら、傷ませないようにすることでしか回避はできません。
自分の髪はなぜ傷んでしまっているのか。それを見つめ直し、原因を解消することで髪はどんどん綺麗になっていきます。
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Akiko