僕が美容師を目指すきっかけを作ってくれた人。そして別れ。
2019.3.31
美容室Lilyスタイリスト：高塩 貴史
はじめまして、表参道の美容室Lilyでインターンしている高塩貴史（たかしお たかふみ）です。
本日、3月31日。
4月に入る1日前。
3月というのは別れの季節であると思います。
卒業式があったり、新たな環境へと身を置くために「別れ」というのが時には必要となります。
そんな今日、僕もこの「別れ」というのをこの身をもって体感しました。
という話を今回はしていこうと思います。
僕が美容師になるきっかけを作ってくれた人
僕は小学校の頃にドクターストップにより、野球選手になる夢を諦めた過去があります。
中学校では野球部に入りたいと思っていましたが、その夢も叶わず、僕は中学校の頃はやんちゃをしまくりました。
ですが、そんなやんちゃに歯止めをかけてくれたのは美容師という夢ができたからこそでした。
そして、その夢のきっかけを作ってくれたのはこの美容師さんです。
現在まで神楽坂のお店でスタイリストとしてやられていた佐向雄平さんです。
僕は彼が美容師をしている姿に憧れこの業界に入りました。
彼に会っていなかったら…
と考えるのが怖いくらい。
僕にとっては恩師のような存在です。
どんなにやんちゃをしていようと僕の味方でいてくれたし、僕の性格をよく理解してくれていた美容師さんだと思います。
（当時の僕はかなりの人見知りです。とんでもないくらいね）
僕が大学と専門学校のダブルスクールをやるときも報告しに行き、彼の一言がなかったらやめていたかもしれません。
その時にかけてもらった言葉は
「たかふみ君は美容学校という枠だけにとらわれたらダメだよ。だからもっといろんな人や世界を見るためにも今の学部（経営）という分野を勉強することは必要だよ。たかふみ君はそれくらいの器だよ」
こう声をかけ、背中を押してくれました。
ここ最近は僕自身も忙しすぎて、なかなか髪をやっていただく機会がなく、そこに後悔が残るばかりです。
そして、いつも近況を報告するとすごい嬉しそうに話を聞いてくれて背中を押してくれる。
僕はこの人に憧れてこの業界に入ってよかった。
心から思うことができます。
そして僕が思うことが１つあります。
僕が早く一人前、一流になることで「こいつ俺に憧れてこの業界入ってきたんだぞ！」って自慢してもらえるレベルまで達すること。
これは１つの恩返しなのではないかな、と思います。
彼は3月31日をもって、現在のお店をやめ、和歌山で独立されるそうです。
めでたい！！！
めでたい！！！
けど…
寂しいのが本音ですよ…
すぐに会いに行ける距離ではなくなってしまいましたが、僕は和歌山までしっかり活躍を届けられるくらいに活躍していきたいと思います！
そして、いつか彼のお店まで出張できたらなって思います！
これもまた１つの夢ですね。
恩師とともに一度だけ働く。
叶えてみせます！！
雄平さんありがとうございました！
たかふみはどんな相談にも乗ります！
僕の目指す美容師像はお客様に寄り添うこと！
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