自分の中にすでにある
2012.11.11
世の中には、村全体の平均収入が2500万円を越えるところがあります(^^)!
かつては、貧しい農村だったこの村が「再生」した、その
『秘密』とは!?
いくつかの事例を交えて、見ていきたいと思います♫
現在、全国で1万以上もあるといわれる過疎集落。
そのなかには65歳以上の人口比率が50%を超える「限界集落」も少なくない。
しかし一方、集落滅亡の危機を脱すべく住民たちが一念発起し、自力で再生を果たしたケースも。
僻地や離島といった厳しい環境にありながら「脱・過疎」を果たした集落。
かつての衰退がウソのように、イキイキと発展を遂げる成功事例を紹介しよう。
■貧しい寒村から平均年収2500万円のリッチな農業王国へ(長野県川上村)
長野県最東端に位置する川上村。
村域全体が標高1000m以上という高冷地にあり、かつては貧しい寒村だったこの地で、村長による「農業改革」がスタートしたのは約20年前のこと。
高原野菜に適した土壌づくり、新種開発、機械導入による効率化、CATV導入による農場情報の共有化、産直品のブランディングなど、村民と手を取り合いながら歩んだ結果、今や川上村は日本一のレタス産地となり、農家一戸当たりの平均年収は2500万円を超えているとか。
30代40代の若手農家が多く、出生率も全国トップクラス。
後継者問題とは無縁の農業王国をつくりあげた。
野菜王国・レタスの村・川上犬の川上村
HP:http://www.vill.kawakami.nagano.jp/
■震災を乗り越え「限界集落」を脱出(新潟県十日町市池谷)
2004年の新潟県中越大震災で被災した池谷集落。
過疎化と震災のダブルパンチで集落存続の危機を迎えるも、震災復興ボランティアと住民が一丸となった町おこしをスタート。
池谷独自の「山清水米」をはじめとする産直品のブランド化や、都市から人を呼び込むエコツーリズム系のイベント開催で収益と仕事を生みだし、空き家を利用した移住促進、農業研修生の受け入れなどにも力を入れている。
徐々に若い移住者も増え、今では「限界集落」を脱した。
池谷・入山ガイド
HP:http://www.iketani.org/
■「古さ」をウリに、シャッター商店街から人気観光地へ(大分県豊後高田市)
過疎化と大型店舗の出店などで衰退し「犬と猫しか通らない」とまでいわれるようになった大分県豊後高田市の新町通り商店街。
建て替えが進まず昭和30年代でストップした街並みを逆手にとり、2001年「昭和の町」として町おこしがスタート。
昭和の情景を再現した博物館などもオープンし、年間33万人の観光客が訪れるまでになった。
豊後高田 昭和の町
HP:http://www.showanomachi.com/index.php
■古民家を有効活用。都市との交流で活気を取り戻す(兵庫県篠山市丸山)
かつて、わずか4世帯の限界集落だった篠山市の丸山集落。
2009年、集落の住人が主体となり「空き家となった古民家の再生事業」に着手。
改修した古民家で農業主体の「日本の暮らし」を体験する滞在施設や、地元食材を使ったフランス料理店を運営し、都市から人を呼び込んだ。
わずか3年で集落には活気が戻り、住民の数も19人に増えている。
心のふるさと 集落丸山
HP:http://maruyama-v.jp/
■過疎化から一転、都会からIターン者が殺到する人気の街に(島根県海士町)
隠岐諸島・中之島に位置する海士町はかつて高齢化・過疎化で存続の危機に陥っていた。
だが、島民一体で産業創出や都市交流、教育改革に取り組んだ結果、今では都会から300人のIターン者が集まる活気あふれる街に。
一過性の町おこしに終わらず、恒久的に街が発展していける仕組みをつくった海士町は今や「離島の星」として、全国から脚光を浴びている。
隠岐郡海士町オフィシャルサイト
HP:http://www.town.ama.shimane.jp/
これらの事例に共通するのは、すでに自分たちの持っていた「独自の価値」を上手に、そして地道に「伝え続けた」ということだと思います(^^)!
上辺だけの手法や、無理矢理つくった価値ではなく、元々存在するものを上手に活用したのです☆
これって今の時代、とてもとても大事ではないでしょうか?
みんなすぐに結果を求めようとして、何の面白みもない、同じような手法に走り、目先の利益に走る。
結果として、価格競争に辿りつき、お客さまも、社員も疲弊していき、誰も幸せにならない「負のスパイラル」
みんな同じだから、「値段でしか差が生まれない」から、価格競争になるのは、火を見るより明らかですよね?
そうではなくて、元々あなた自身が持っている、素敵な素質を発揮させてあげればいいのではないでしょうか(^^)?
そして、競争とは「戦い」のことですね?
誰と戦っているんですか?
他社とですか?
社員とですか?
お客さまとですか?
競争ではなく、「共存」しましょう!
お互いにしかない、素敵な価値があります!
それらを共有し、高め合い、上手に発信していきましょう!
それが結果として、お客さまの「幸せ」につながるのですから(^^)!
「結果が全て」でもお話したように、ぼくたちはお客さま
「有りき」です!
ぼくたちの行動全てがお客さまの幸せに向かなければなりません♫
だからあなたの独自の価値や魅力を探ってみて下さい(^^)!
誰にでもある素敵な魅力です☆
それらがきっと、誰かを幸せにするでしょう!
あなたが好きなこと、興味があること、自慢出来ること☆
それらを上手く、お客さまにお伝えしていきましょう♫
柳本 剛