カラーの全体染めと根元染めの違い
2013.9.9
美容家は現在一緒に夢を叶える仲間を募集しています♬
詳しくはコチラをどうぞ☆
その①『最近よく思う事』
その②『カラーの全体染めにおける、ダメージの問題点』
の続きです(-^□^-)
毎回全体染めを繰り返すと、髪の中は空洞化し、
穴っぽこばかりになって、スカスカでツヤがなく、
まとまらなずパサついた髪となってしまいます★
では実際のカラーのダメージが、どのくらい影響を及ぼすのかを
見ていきたいと思います☆
今からお見せする写真のお客さまは、
何年も毎回毎回毛先までカラーを繰り返してきました。
しかし、カラーの繰り返しにより、髪はスカスカの状態になり、
毛先はパサつき、色は抜け落ち、
ブリーチをしていないにも関わらず、
毛先はブリーチをしたかのような明るい髪の毛になっています。
もはやこの状態は、どんなに上手にカラーをしても、
カラーの色持ちは悪く、すぐに抜け落ちてしまうでしょう★
それは毎回毎回、髪の中を破壊したため、空洞部分が大きく、
数もたくさん出来てしまったために、
カラーの色味が定着する場所自体が、
非常に少なくなってしまっているためです。【下記図参照】
これがカラーの色味にこだわり、カラーを繰り返すことにより、
もたらされる結果なのです(´_`。)
では、どのようにすればカラーを楽しみながらも、
髪質を美しく保つことが出来るのか?
それは、
伸びてきた根元部分だけを染めてあげればいいのです(-^□^-)
そうすれば、カラーのダメージは事実上1回だけで済みます!
1ヶ月に1回毎回毛先までカラーをすると考えて下さい♪
さらに髪の毛は1ヶ月に1センチ伸びると仮定します。
1年で12回毛先はカラーをする事になります。
2年で24回毛先はカラーをする事になります。
3年で36回毛先はカラーをする事になります。
髪の長さが36センチの方の毛先の髪は、
36回ダメージを受けている事になります。
対して、根元だけのカラーの場合、
1ヶ月に1回カラーを繰り返したとしても、
3年経とうが、5年経とうが、
毛先のカラーのダメージは1回のみ!
これが後々、全く別の結果をもたらします。
先ほどのお客さまの写真をもう1度よくご覧下さい。
ぼくのところに来られるようになってから、
根元だけをカラーする事にしました☆
いかがでしょうか?
根元だけをカラーした所と、毎回毎回カラーした所では、
全く別の髪のようになりましたね!
『最近よく思う事』の記事でもお話ししたように、
潤いが違います☆
潤いはツヤ、手触り、質感、それら全てに関わる重要な要素です☆
柳本 剛