縮毛矯正やカラーの市販薬とそのリスク
2017.6.6
Lilyアンバサダー:Akiko, 髪の傷みにお悩みの方へ
こんにちは!Lilyケアリストの直井晶子です!
市販の縮毛矯正。少し前のお話にはなりますが、アメリカでちょっと騒動がありましたね。(AFP BBNEWS)
セルフの難しさ
日本にも市販の縮毛矯正剤が販売されています。
カラー剤にしても縮毛矯正剤にしてもですが、本来美容師がたくさんたくさん練習してようやく身につけられるものなのにそれを全くやったことのない人がましてや見ることのできない自分の頭にやるなんて、どんな技術だ、という話です。
さらには薬剤剪定まで!美容師は髪質、ダメージの状態などを考慮して薬剤の剪定をします。それを一般の方が判断するなんて、はっきり言って無理な話です。
市販薬は強い
市販の薬は、基本的に強いものがほとんどです。
普段私たちが薬局で買うような飲み薬は市販の物の方が弱いです。しかし、それとは反対に美容の薬剤は市販の物の方が強いという…
『素人が使うものなのだから弱いのでは?』と思われる方も多いでしょうが、実は逆です。
『どんな人が使っても効果が現れるように』と、強い薬になっています。
髪が太い人、細い人、丈夫な人、弱い人、黒い人、明るい人、健康な状態の人、ダメージでボロボロな人…どんな状態の誰が使っても変化がある必要があるのです。
“大は小を兼ねる”でしょうか?強ければどうにかなるのです。
効果は表れる反面、ダメージはサロンの比ではありません。また、効果が表れてもムラや失敗になりかねないというリスクつき。
強いからこそリスクが大きい
ダメージはサロンの比ではありません。と書きました。市販のカラーは美容室でのカラーよりもダメージが大きいです。矯正剤もまた然り。
ダメージが大きいということは、それだけ今後の施術が限られてくるということです。そして、それを知らずにしてしまうのでよりハイダメージに、さらにはビビり毛に。溶けてしまうこともあります。
アメリカで問題になったものは、脱毛してしまったそうです。
しかし、ダメージがわかりにくい場合があります。良くも悪くも市販の薬剤やシャンプー・トリートメントに含まれているコーティング剤が強力だからです。強力なコーティングはダメージを覆い隠してしまいます。すると、今後美容師さんに任せたとしてもそのダメージを見極めることができず、失敗されてしまうことも。市販の薬のダメージはとても大きいですし、使用方法・使用した状況によってもダメージの強さは変わってくるので憶測での施術も難しいです。自分で失敗するリスクはもちろんですが、今後美容師さんに任せるとしてもリスクは付きまといます。
例えば、担当している美容師さんに全てを任せていれば、施術履歴やダメージを見て『これ以上は…』とストップをかけてくれると思います。ですが、市販のものを使用してしまっている場合、美容師さんも履歴や正確なダメージの度合いがわかりませんし、自分では判断することもできずストップをかけてくれる人はいなくなります。それで後悔するのは自分自身です。
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Akiko